peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

東日本大震災発生から66日目  2011年5月16日(月)

2011年05月16日 | 東日本大震災・津波被害

2011年5月16日(月)、東日本大震災発生から66日目になりました。今日も地震が続いていますが、一関市で震度2以上の地震が観測されたのは2回だけでした。

4時7分頃、宮城県沖を震源地とする最大震度3(マグニチュード4.6)の地震が発生しています。震度3は石巻市、南三陸町、登米市、震度2一関市、大船渡市、陸前高田市、釜石市、住田町、気仙沼市、涌谷町、栗原市、名取市、東松島市、松島町、女川町、福島県飯館村など。

水田に復興の息吹 陸前高田で田植え(岩手日報)[ 2011/05/16 ]

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110516_P

[写真=がれきの残る田んぼを背景に、田植え機で青々とした苗を植える農家=15日、陸前高田市米崎町]

[写真ギャラリー] 計画的避難始まる 幼子抱え、夢は捨てない (産経新聞) [5月16日(月) 8時 0分]

http://news.goo.ne.jp/gallery/tohoku/

[福島県飯舘村で妊婦・乳幼児のいる家庭を対象に計画的避難がスタート。菅野典雄村長にねぎらいの言葉をかけられ涙ぐむ避難者も =15日午後、福島県飯舘村(宮川浩和撮影.)]

大型連休終わり、被災地ボランティア激減(読売新聞)[2011年5月16日(月)11:48]

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20110516-567-OYT1T00232.html

手塚プロダクション、被災地にマンガを寄付 「火の鳥」「ブラック・ジャック」など870冊(シネマトゥデイ映画ニュース)[2011年5月12日 19時19分]

http://www.cinematoday.jp/page/N0032258

[手塚治虫プロダクションが、宝塚市立手塚治虫記念館を運営する同市を通して、手塚治虫さんのマンガを東日本大震災の被災地に送ることが明らかになった。来週末にも計870冊の手塚さんの作品が、岩手県大船渡市と福島県須賀川市に送られることとなる。]

被災地での映画上映、洋画・邦画60作品超える提供に東宝、東映アスミックやワーナーなど7社や映画監督が賛同!被災地巡回し感動の涙(シネマトゥデイ)[2011年5月13日(金) 8:12 ]

http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFCN0032273/index.html

久石譲、ジブリや北野武映画など自らの音楽のみ、東京・大阪・パリ・北京で映像上映&オーケストラでの復興支援公演を開催決定!(シネマトゥデイ映画ニュース)[2011年5月13日 6時00分 ]

http://www.cinematoday.jp/page/N0032271

[音楽家の久石譲が、スタジオジブリや北野武監督作品など、久石が手掛けた映画音楽を、それぞれの映画のシーンを舞台後方に設置したスクリーンに上映しながら、総勢250人のオーケストラと合唱隊で東京、大阪、パリ、北京で東日本大震災の復興支援コンサートとして行うことがわかった。]

[写真ニュース] 震災2カ月余、支えは「わが家」=岩手 (時事通信) [2011年5月16日(月)16:46]

http://news.goo.ne.jp/photo/jiji/nation/jiji-0855463.html?isp=00002

[大震災から2カ月余。自宅で暮らす人たちも水や食料が不足するなど、避難所とは異なる不自由な生活を強いられている。支えは、「わが家」に住める安堵感。写真は山崎正太郎さんが自宅の庭に自分で設置した仮設トイレ]

クジラの標本、復興の象徴に 山田町、損傷軽く修復へ (岩手日報)[2011/05/15]

http://www.iwate-np.co.jp/311shinsai/sh201105_1/sh1105153.html

[写真=マッコウクジラの骨格標本の被災状況を調査する加藤秀弘教授(左)ら=山田町船越・鯨と海の科学館]

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[写真ギャラリー:がんばってる日本] 安く買って被災地支援 東北以外も旅に特典 (産経新聞)[ 5月16日(月) 8時 0分 ]

http://news.goo.ne.jp/gallery/ganbarou/

[ダイエーのプライベートブランド「おいしくたべたい!」のコーナー。セール期間中、売り上げの1%が義援金となる =12日、東京都目黒区のダイエー碑文谷店]

日本大震災ロング企画 : 再興への道 いわて東日本大震災(岩手日報)

 http://www.iwate-np.co.jp/311shinsai/saiko/saiko_top.html

第1部 防災対策

「予測図」超えた津波 自然の力、想定に限界 2011年5月1日

防波堤の効果 過信し危機意識低下 2011年5月2日

自治体の連携 県の対応に出遅れも 2011年5月3日

防災まちづくり 地域ごとの安心確保を 2011年5月4日

住民主役の知恵忘れ 巨大防潮堤の矛盾 2011年5月5日

危険承知の住宅補修 漁再開へ苦渋の決断 2011年5月7日


一関市大東町「岩手エビネ愛好会」のウラシマソウ(浦島草)

2011年05月16日 | 植物図鑑

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2011年5月15日(日)、一関市大東町「岩手エビネ愛好会(小島忠一会長)」主催の「第22回エビネ・山野草展」が、大東勤労者体育センター(大東町大原字川内35)で開催されていましたので見に行ってきました。エビネや斑入り植物が沢山展示されていましたが、その他の山野草もありました。それらの中に見頃を迎えた見事なウラシマソウ(浦島草)がありました。

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ウラシマソウ(浦島草) サトイモ科 テンナンショウ属 Arisaema thunbergii subsp.urashima

野原や山林のやや湿った場所に生える多年草。高さ50㎝ほど。花は仏炎苞の中にある肉穂花序(にくすいかじょ)に付き、花序の先端にある付属体は細長く伸び、苞の外に突き出して垂れる。この様子を、釣り糸を垂れた浦島太郎に見立てたことからこの名がついた。葉は鳥足状に小葉をつけ、花よりも高い位置にある。テンナンショウの仲間は雌雄別株で、根茎が肥えると雌、やせると雄へ性転換することが知られている。

栽培:庭植えの場合、乾きや直射日光に弱いので、腐植質で柔らかく、やや湿り気のある場所を選ぶ。木陰やネットなどの遮光下が理想的である。新葉が固まるまでは日に当てるが、その後は半日陰で管理。肥料を好むので、置き肥と液肥で肥培する。植え替えは春先の休眠期に行い、赤玉土・硬質鹿沼土・軽石の混合土などで、深めの鉢に植え付ける。芽より根が先に動き出すので、根を傷めないように注意する。増殖は殖えた子球を親球からはずして植え付けるほか、実生もできる。秋に赤く熟した実からタネを摂り出して採り播きする。2年後には、親植物と同じ用土に移植し肥培すると4年目には開花する。分球でも開花までに数年かかる。花期:4~5月。分布:日本各地。

「ウラシマソウ」の名がつく仲間には、下記のものがある。

ウラシマソウ素心花:A.thunbergii ssp.urashima 清楚で美しい。各地で幾つかのタイプが発見されている。

ウラシマソウ赤花:A.thunbergii ssp.urashima 微妙な色合いではあるが、園芸上の赤花として認知されている。

ナンゴクウラシマソウ:A.t.ssp.thunbergii 本州(兵庫県以西)・四国・九州に分布。付属体の付け根にしわや突起がある。基部がざらつく。

ヒメウラシマソウ:A.kiushianum 本州(山口県)・九州に分布し、低山帯の暗い林に生える。小型。仏炎苞の内側に白いT字模様がある。

以上、[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」&同「育てる調べる・山野草2525種」より]


一関市大東町「岩手エビネ愛好会」のヤマシャクヤク(山芍薬)

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2011年5月15日(日)、一関市大東町の岩手エビネ愛好会(小島忠一会長)主催の「第22回エビネ・山野草展」が、大東勤労者体育センター(一関市大東町大原字川内35)で開催されていましたので見に行ってきました。エビネや斑入り植物が沢山展示されていましたが、その他の山野草もあり、花を咲かせたヤマシャクヤク(山芍薬)がありました。

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ヤマシャクヤク(山芍薬) ボタン科 ボタン属 Paeonia japonica

山地の落葉樹林内に生える多年草。高さ約40㎝、葉は2回3出複葉で小葉は楕円形で先が尖る。花は白色で茎頂に1個付き、上向きに開く。開いた花は1~2日で散ってしまう。茶花としても利用され、よく栽培されている。

ヤマシャクヤクの八重咲き種に’那岐の華’がある。充分な開花には、日光と相当の肥培が必要。

流通している濃紅色花種は日本各地・中国・朝鮮半島などに分布する淡紅色のベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)の濃色選抜品。

花期:4~6月。分布:本州(関東地方以西)、四国、九州。

栽培:開花まで日当たり、以降半日陰、冬は棚下で管理する。生長期の水切れは禁物だが、過湿にも注意し乾き具合を見て灌水する。肥培しないと花付きが悪くなるので、春・秋に置き肥のほか液肥も与える。植え替えは早春の芽出し前か秋に、硬質赤玉土・硬質鹿沼土・軽石の混合土などで植える。増殖は株分けか実生で、実生は採り播きし開花までは5年を要する。

ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬) ボタン科 ボタン属 Paeonia obovata

日本各地や朝鮮半島・中国(東北)に広く分布する。花色のほかに、草丈がやや大きく、50cmほど、開花期が5~6月と遅い。花柱が多く5本、などの相違点がある。ベニバナヤマシャクヤクの濃色種に’緋宝’がある。開花期はベニバナヤマシャクヤクよりやや早い。

[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」&「育てる調べる・山野草2525種」より]