2011年5月24日(火)、一関市東山町「柴宿団地」(東山町長坂字柴宿)内の民家の庭に植えられているシャクナゲ(石楠花)/ホンシャクナゲ(本石楠花)と思われる樹木が、花を沢山咲かせて見頃を迎えていました。
シャクナゲ(石楠花) ツツジ科 ツツジ(ロドデンドロン)属 Rhododendron degronianum (=mettrrnichii var.hondoense)。
一名:ホンシャクナゲ(本石楠花)。富山、長野、愛知県以西、四国の山地に自生する常緑小高木で、花色は紅紫、白で、開花期は素晴らしい。葉は長さ10~15㎝と大きく革質、枝先に輪生する。葉裏は有毛だが目立たない。花は頂生、花冠は7裂、雄しべは多く14。
日本のシャクナゲ類は5種あるが、園芸的には矮性のヤクシマシャクナゲ(屋久島石楠花)ssp.yakushimanum(=yakushimensis)及びその品種が世界的に人気があり、広く栽培されている。
これらのほかに、セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)R.×Hybridumと総称され、欧米で育成された常緑で大輪、花が頂生する品種は無数に発表されている。栽培:繁殖は接木。花期:春。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]