2011年5月22日(日)、一関市博物館(字沖野々215)主催の歴史講座「吾妻鏡から平泉を読み解く」(全6回)の第1回目が開かれたので妻と共に参加しました。前日からの雨もあがり、明るくなってきたので、講座が始まるまでの間、博物館の樹木園を散策しました。垣根状に剪定されたベニドウダン(紅灯台)が濃紅色で鐘形の花を沢山咲かせていました。
ベニドウダン(紅灯台) ツツジ科 ドウダンツツジ属 Enkianthus cernuus f.rubens
山地に生える落葉低木。高さは2mほどになる。葉は枝先に輪生状につき、長さ1.5~4㎝の倒卵形で、先は尖り、縁には細かい鋸歯がある。花期は5~6月。枝先に紅色の花が5~10個垂れ下がってつく。花は長さ5~6㎜の鐘形で、先は5つに切れ込み、縁はさらに細かく切れ込む。雄しべは10個。花が緑白色のものをシロドウダン(白灯台)といい、四国、九州に多い。分布:本州(関東地方以西)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]