2011年5月24日(火)、一関市東山町「柴宿団地」(東山町長坂字柴宿)内を散策しました。民家の庭に植えられたサラサドウダン(更紗灯台)が、紅色の縦筋のある鐘形の花を沢山咲かせていました。
サラサドウダン(更紗灯台) ツツジ科 ドウダンツツジ属 Enkianthus campanalatus
花に紅色の縦の筋が入ることから、「更紗」の名がある。フウリンツツジ(風鈴躑躅)ともいう。山地に生える落葉低木。高さは4~5mになる。葉は枝先に輪生状につき、長さ3~6㎝の幅の広い楕円形または倒卵形で、秋は紅葉が美しい。
花期は5~7月。枝先に長さ1~1.5㎝の鐘形の花が多数垂れ下がって咲く。花の先は5つに切れ込んでいる。雄しべは10個。花が小さく、紅色の濃いものをベニサラサヂウダン(紅更紗灯台)という。分布:北海道、本州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]