2011年5月18日(水)、一関市東山町松川の「紅葉ケ滝公園」に行ってきました。滝の裏側に上がって行ったら「ヤグルマソウの群生地」があり、ヤグルマソウ(矢車草)が緑色の矢車のような葉を広げていました。
(下)松川の市街地の方へ流れ下っている「中通川」に沿って車を走らせて行くと、「紅葉ケ滝」の上方に着きます。この階段を下って行くと滝の落下口にたどり着くことができます。途中には「見晴らし台」もあり、滝を正面から見ることができます。また、滝の裏側まで散策路がありますので、裏側から眺めることもできます。
(上)散策路を大木の根が塞いでいました。
(下)「ふれあい広場」があり、テーブルとイスが置かれていました。
ヤグルマソウ(矢車草) ユキノシタ科 ヤグルマソウ属 Rodgersia podophylla
葉は5個の小葉をつけた掌状複葉で、形が鯉のぼりの矢車に似ていることからこの名がある。山地の湿った林の下などに生える多年草。高さは約1m。群生することが多く、矢車のような形の大きな葉がよく目立つ。根生葉は大きく直径80㎝近くあり、長い柄がある。小葉は先の方が浅く切れ込み、裂片は鋭く尖る。茎につく葉は互生する。6~7月、茎の先に小さな白い花を円錐状に多数つける。花には花弁はなく、花弁状のガク片が5個ある。分布:北海道(西南部)、本州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・夏の花」より]