peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市江刺区「向山公園」のマイヅルソウ(舞鶴草)

2011年05月23日 | 植物図鑑

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2011年5月21日(土)、奥州市江刺区の「向山公園」に行ってきました。向山住宅団地の所から600mの表示板がありました。緩やかな自動車道を登って行くと高校生たちが多数走っていました。

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「川端康成の碑、向山展望台」の表示板に導かれて、この分岐道を100mほど進みました。

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(下)この道は自動車も通れる広い道ですが、70mほど進んだ所から「車通行止め」になっていました。犬を3匹も連れて歩いている人がいました。

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最上部は平坦地になっており、鉄筋コンクリート製の立派な「向山展望台」が建てられていました。また、近くには「川端康成ゆかりの地」と刻まれた石碑が立てられていました。

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(下)「向山展望台」から10mほど離れた所に「百年桜 明治百年記念」碑が立てられており、木の下には花を咲かせたマイヅルソウ(舞鶴草)の群落がありました。

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マイヅルソウ(マイアンセマム)属 Maianthemum:ヨーロッパ、アジア、北アメリカの北部温帯から亜寒帯にかけて3種が分布する。日本にはその中2種が自生する。細い地下茎が横に這い、地上に心臓形の一葉を出し、花を付ける茎には2葉をつける。花は茎頂に総状に付き小さい。花被片は4個。

マイヅルソウ(舞鶴草)ユリ科 マイヅルソウ(マイアンセマム)属 Maianthemum dilatatum(=bifolium var.dilatatum)

日本からシベリアを経て北アメリカの温帯から亜寒帯に分布する。多年草で茎は高さ8~20㎝、葉は薄くて艶があり無毛、下面に毛状突起がない。花は白色で花被片は反巻する。グラウンドカバー用や鉢植えとする。栽培:春の発芽直前に植え替えを行い、このとき地下茎を切って株分けするが、実生もできる。半日陰で育てる。花期:5~7月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

マイヅルソウ(舞鶴草)ユリ科 Maianthemum dilatatum

花期:4~5月。分布:日本各地。特徴:山地~亜高山帯の針葉樹林に生える多年草。葉の様子が鶴が羽を広げた姿に似ていることからこの名がある。高さ10~20㎝で長く横に伸びる根茎がある。葉は卵心形で先は尖り、互生する。茎頂に総状花序をつくり、小さな白花を多数付ける。秋に赤い実を付ける。

栽培:春は日当たり、夏は風通しの良い半日陰、冬は棚下などで寒風や霜から保護する。灌水は過湿に注意して行う。肥培しないと花付きが悪くなるので、春・秋に置き肥するほか、月に2~3回薄い液肥を与える。植え替えは春か秋に行う。硬質赤玉土・硬質鹿沼土の混合土などで植え付ける。実生もできるが株分けでよく殖え、根茎を2~3芽に分ける。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]


一関市「サハリ・ガラスパーク」のチャイブ/エゾネギ

2011年05月23日 | 植物図鑑

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2011年5月22日(日)、サハラ・ガラスパーク(字滝の上263-1)に行きました。Cafe de verre(カフェ・ドゥ・ヴェール)の裏側にある畑(花壇)に植えられたチャイブ(エゾネギ)が紅紫色の花を沢山咲かせていました。

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チャイブ/エゾネギ ユリ科 アリウム(ネギ)属 Alium schoenoprasum

英名:Chives(チャイブ)。別名:セイヨウアサツキ。北半球の温帯から寒帯に広く分布し、地下に球茎をもつ耐寒性多年草。変異が多く、アサツキvar.foliosum、狭義の日本産のエゾネギ(チャイブ)var.schoenoprasum、シロウマアサツキvar.orientaleなどがある。

山草として鉢植えされる。草丈は20~30㎝ほどで葉は狭円筒形。小さなネギ坊主が茎の先端につき、ハーブとしてネギと同じようにいろいろな料理に使われる。花は紅紫色。球形の散形花序につく。欧米で利用される本種は、地上部はアサツキに似るが、明白な鱗茎を形成せず夏にも休眠しない。野菜のアサツキは秋盛んに生育し、雪の降る冬は地上葉は生長を停止して越冬する。春に球根の形成と葉の伸長、6月に開花し7月には休眠に入る。葉と若い鱗茎を食用にする。栽培:涼しい場所で水はけのよい乾き気味の土をよく耕し、少し土を盛り上げた上にタネを播いて水やりする。丈夫な植物なので、何もしなくても翌年には花が見られる。その翼年からは、葉が混んできたところを刈り取って利用していけば、次々と新芽が伸びて来る。株を分けて殖やすのも館他である。タネ播き:3~4月、9月下旬~10月。繁殖は分球による。花期:6~8月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」より]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/chaibu.html [チャイブ]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%96 [チャイブ(Wikipedia)]

http://allabout.co.jp/gm/gc/72836/ [料理の名脇役、チャイブを育てよう!:ガーデニング:All About]

http://www.myherb.jp/main/library/herb/ta/chive.html [ハーブ チャイブの育て方:ハーブのホームページ]

http://www.yasashi.info/ti_00002.htm [チャイブとは :ヤサシイエンゲイ]

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C1%A5%E3%A5%A4%A5%D6 [チャイブとは:はてなキーワード]


一関市「サハラ・ガラスパーク」のリキュウバイ(利休梅・利久梅)

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http://www.sahara-g.co.jp/park/ [サハラガラスパーク]

http://www.rakuten.co.jp/sahara-g/ [世界のガラスアート・ショップ サハラ]

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2011年5月22日(日)、サハラ・ガラスパーク(字滝ノ上263-1)に行きました。この店の「Cafe de verre(カフェ・ドゥ・ヴェール)という名の建物裏に植えられているリキュウバイ(利休梅)が花を沢山咲かせていました。到着したとき、それまで降っていた雨が止んだので私は店に入らずに、草花の写真撮りをしていました。花は盛りを過ぎていたのか、雨にたたかれて花びらが沢山落ちていました。

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リキュウバイ(利休梅または利久梅) バラ科 ヤナギザクラ属 Exochorda racemosa

別名:ウメザキウツギ(梅咲空木)、バイカシモツケ(梅花下野)マルバヤナギザクラ(丸葉柳桜)。英名:Common pearlbush。

中国原産の落葉低木。日本には明治時代末期に入り、庭や公園などに植えられている。梅を大きくしたような花が咲き、欧米でも人気のある花木である。全体に毛はなく、高さは2~4mになる。葉は有柄で互生し、長さ4~9㎝、幅1.5~3.5㎝の楕円形または狭倒卵形で、先はわずかに尖る。縁は全縁か、または上部にだけ鋸歯があり、裏面は粉白色。

花期は4~5月。枝先の総状花序に直径3~4㎝の白い花が5~10個ずつつく。花弁は円形で5個あり、基部は急に細くなっている。雄しべは15~25個あり、花弁の基部に3~5個ずつ束になってつく。雌しべは1個。朔果は広倒卵形で5稜がある。用途:庭木、花材。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&下記Webサイトより]

http://www.botanic.jp/plants-ra/rikyub.htm [shu(^^)Homepage,リキュウバイ]

http://www.hana300.com/rikyub.html [利久梅(リキュウバイ)]

http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigi/rikyubai.htm [リキュウバイ(利久梅)]

http://www.yasashi.info/ri_00011.htm [リキュウバイとは:ヤサシイエンゲイ]

http://www17.ocn.ne.jp/~nikohana/rikyuubai.html [リキュウバイ]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/rosaceae/rikyuubai/rikyuubai.htm

[リキュウバイ]