peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市道の駅「厳美渓」のハクウンボク(白雲木)の花  2013年6月8日(土)

2013年06月10日 | 植物図鑑

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2013年6月8日(土)、一関市の国道342号線沿いにある「道の駅・厳美渓」(字沖野々215)敷地内に植えられているハクウンボク(白雲木)が、エゴノキの花に良く似た花を沢山咲かせていました。南側の頂上付近の花はほとんど散ってしまっていましたが、、木の葉に隠れた中心部に花がありました。

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ハクウンボク(白雲木) エゴノキ科 エゴノキ属 Styrax obassia

山地に生え、高さ6~15mになる落葉高木。若枝の表皮は縦に剥がれやすい。樹皮は灰白色。葉は互生し、長さ10~20㎝の円形で、縁の上部にわずかに鋸歯がある。葉柄の基部は冬芽を包む。5~6月、枝先に長さ10~20㎝の総状花序を出して、白い花を多数下垂する。花冠は長さ約2㎝で5深裂する。雄しべは多数。雌しべは1個。果実は直径1.4~1.7㎝の球形で9月に熟す。種子は1個。用途:庭木、公園樹、器具材。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37600928&blog_id=82331 [一関市「道の駅・厳美渓」のハクウンボク(白雲木) 2011年6月5日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35265516&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市・道の駅「厳美渓」のハクウンボク(白雲木)2010年8月13日(金)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%CF%A5%AF%A5%A6%A5%F3%A5%DC%A5%AF [peaの植物図鑑:ハクウンボク(白雲木)の実]


奥州市水沢区佐倉河のエゴノキの花 2013年6月9日(日)

2013年06月10日 | 植物図鑑

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201年6月9日(日)、(奥州市水沢区佐倉河)に行きました。奥州市立水沢図書館と公園の間には乙女川が流れています。この日、に植えられているエゴノキが木全体に白い花をびっしりとつけていました。

http://www.pref.iwate.jp/~hp2518/kakubu/hoken/hokeneisei/health/mizusawa/keitoku.html [散策コース]

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(上)「エゴノキ」は、公園内の数か所に植栽されていましたが、乙女川の近くのものは、白い花びらが沢山散りはじめていました。

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エゴノキ エゴノキ科 エゴノキ属 Styrax japonica

特徴:山地や原野に生育する落葉小高木。幹は直立し、よく枝分かれして高さ6~8m、胸高直径15~25㎝になる。葉は柄があり互生する。葉身は卵形で先が尖り、上部の縁にはわずかに鋸歯がある。。別名:チシャノキ。花は6月頃、今年伸びた短枝の先に1~6個付き、長さ2~3㎝の柄の先に垂れ下がる。萼は緑色で5片に裂けて杯(カップ)状になる。花冠は白色で先は5片に深く裂ける。果実は卵円形で長さ約1㎝、星状毛が密生しており灰褐色。用途:材は傘のろくろに利用。分布:北海道、本州、四国、九州。岩手県では丘陵地のコナラ・クリ林内に普通に生育する。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦編著)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34733770&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のエゴノキ ]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A8%A5%B4%A5%CE%A5%AD [peaの植物図鑑:エゴノキ]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/8b643d238370251ad79951ab2a7b4c29 [peaの植物図鑑:エゴノキの実]


奥州市水沢区佐倉河のハリエンジュ(針槐)/ニセアカシアの花 2013年6月9日(日)

2013年06月10日 | 植物図鑑

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2013年6月9日(日)、一般財団法人奥州市文化振興財団・奥州市埋蔵文化財調査センター(奥州市水沢区佐倉河字九蔵田96-1)主催の「鎮守府探訪講座2013」(全6回)の第1回講座が、同所で開催されたので聞きに行ってきました。

講義テーマは「角塚古墳と周辺の集落(ムラ)」、講師は佐藤良和さん(同所副主幹兼調査係長兼主任学芸員)でした。

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角塚古墳は日本最北、岩手県内唯一の前方後円墳として知られており、全長46m、後円部直径32.4m、前方部長16m。後円部は2段、前方部は無段。後円部上段斜面に葺石が葺かれている。墳丘上には埴輪が樹立。前方部に形象埴輪を並べる。葺石や埴輪の検出状況から、当時の古墳祭祀の規則性に則っている。これらのことから、この古墳は5世紀の後半(古墳時代中期)に築造されたものと考えられており、西の勢力が胆沢地方にまで及んでいたことを示すものである。

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古墳時代の集落:従来は微高地に点々と集落が作られていたのだろうと考えられていたが、1998年に発掘調査(圃場整備による緊急発掘調査)した中半入遺跡(水沢区佐倉河の胆沢川南岸に位置)は、5世紀後半を中心とした集落跡であることが判明(古墳時代の一大拠点)し、角塚古墳との関係が注目される。

古墳時代前期・後期の集落規模が小さいのに対し、中期になると集落の規模が大きくなり、中半入遺跡に大規模な集落が営まれ、周辺には衛星的に小集落が営まれていた。古墳文化と続縄文文化の交易の窓口。ゆえに角塚古墳を作れるような首長が存在したと考えられる。

角塚古墳以後の状況:周辺の遺跡として石田Ⅰ・Ⅱ遺跡(中期~後期にかけての集落)や沢田遺跡(中期~後期にかけての墓域)円墳と土壙墓が作られ、周辺に集落が営まれている。また、古墳時代終末期の状況:として、中半入遺跡をはじめとして胆沢川南岸に集落が営まれている。(今泉遺跡、膳性遺跡等)。

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「埋文」から60mほどの所にある県道270号線を水沢市街地の方へ200mほど進んだ道路沿いに生えているハリエンジュ(針槐)/ニセアカシアが、白い花を沢山付けた花穂を枝全体にびっしりと付けていました。花の盛りは過ぎていましたが、辺りには芳香が漂っていました。

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ハリエンジュ(針槐) マメ科 ハリエンジュ属 Robinia pseudo-acacia

別名:ニセアカシア北アメリカ原産の落葉高木。ニセアカシアという別名があり、間違って「アカシア」と呼ばれることもある。丈夫で生長が早いため、街路樹や砂防用に広く植えられ、野生化しているものもある。高さは普通10~15m。樹皮は暗灰色で縦に深い割れ目ができる。葉は奇数羽状複葉で、つけ根に1対の鋭い刺がある。小葉は長さ2~5㎝の楕円形。5~6月、白い蝶形花が集まった長さ10~15㎝の花穂が垂れ下がってつく。香りの良い白い花からは質の良い蜜がとれる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40367459&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:盛岡市「不来方橋」付近のハリエンジュ(針槐) 2012年6月2日(土)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37636213&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町松川のハリエンジュ(針槐) 2011年6月10日(金)]