2013年6月9日(日)、奥州市水沢区佐倉河にある「」に立ち寄りました。春夏秋冬、植栽されている様々な植物が花を咲かせていますが、この日はエゴノキやガマズミなどが今を盛りと花を咲かせていました。日曜日ということもあり、若いお父さんたちが子供と一緒の姿が目立ちました。
ガマズミ スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum dilatatum
別名:ヨソゾメ、ヨツズミ。各地の山野に普通に生え、高さ2~4mになる落葉低木。幹は叢生する。若枝は灰緑色で長い星状毛と腺点がある。古い枝は灰黒色で皮目が散生する。髄は白色で中心は褐色。葉は対生し、長さ6~15㎝の広卵形~円形で先端は鈍頭または鋭頭。基部は広いくさび形またはやや心形で、縁に粗い鋸歯がある。表面は脈に毛があり、裏面は腺点が密生し、星状毛や短毛がある。
5~6月、本年枝の先端から散房花序を出して、直径約5㎜の小さな白い花を多数開く。花序の枝には星状毛が密生する。花冠は直径約5㎜で、筒部がごく短く、先は5裂して広がっている。雄しべは5個。花糸は長さ3.5㎜で、花冠から離生する。花柱は1個で長さ0.6㎜。柱頭は3裂する。萼は小形で5裂し、毛がある。
果実は核果で長さ6~6.5㎜のやや扁平な卵状楕円形。9~10月に赤く熟し、霜が降りる頃になると、白い粉をふいて甘くなり、食べられる。核は長さ約5㎜の楕円形。
果実が黄色に熟す品種をキミノガマズミ f.×anthocarpumという。用途:器具材、鎌の柄、杖、輪かんじき、果実酒、染料。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40423270&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市博物館のガマズミ 2012年6月10日(日)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34740153&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区「のガマズミ]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38648545&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「サハラガラスパーク」のガマズミの真っ赤な実]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36112995&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市文化会館のガマズミ]