peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

南米穀物「キヌア」~食料問題の救世主に~  2013年6月18日(火)

2013年06月19日 | 植物図鑑

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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Chenopodium_quinoa0.jpg [キヌア(Wikipedia)]

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130613/trd13061314320012-n1.htm [アンデスの穀物「キヌア」食料問題の救世主に 世界が注目]

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2013年6月18日(火)付「岩手日報」に、”南米穀物「キヌア」注目 食料問題の救世主に 気候に強く高栄養価 欧米で人気、日本でも”という見出しの記事が掲載されていました。

子供時代、いつも腹を空かせていたので、この記事が目に飛び込んできたようです。「飽食の時代」などと呼ばれ、食べ物が浪費されている日本の昨今の状況から、もっと「世界的な食料問題」に目を向けなければならないと思いました。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130221/erp13022115260000-n1.htm [南米の「スーパー穀物」飢餓対策にキヌア注目]

http://www.vivas.jp/food/syokuzai-peru-quinua.html [Vivas Latin Web Shop 南米食品 キヌア、キノア]


真湯のノジリボダイジュ(野尻菩提樹) 2013年6月17日(月)

2013年06月19日 | 植物図鑑

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2013年6月17日(月)、真湯の真湯温泉付近を散策しました。毎年3~4回ほど行くのですが、今年はこれが初めてでした。国道342号線の真湯ゲートのすぐ近くにある駐車場に車を駐めて周辺を散策したのですが、国道342号線沿いに植えられているノジリボダイジュ(野尻菩提樹)と思われる樹木が、花の蕾と思われるものを沢山付けていました。果実かなと思ったものは、花序の苞とのことで、6~7月、淡黄色の香りの良い花を開くそうです。

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ノジリボダイジュ(野尻菩提樹) シナノキ科 シナノキ属 Tilia noziricola

シナノキ(科の木、級の木)とオオバボダイジュ(大葉菩提樹)の雑種で、長野県、北陸、関東北部に分布し、葉の裏面は星状毛が密生して粉白色。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://hana-mer.haru.gs/index4.html?=ha.html [「ノジリボダイジュ」と入力して検索してください。オオバボダイジュほか(信州・草花木実)]

http://shinafu.jp/modules/page/?page_id=20 [羽越しな布振興協議会:しな織の歴史と変遷]

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g50829a06j.pdf [羽越しな布]


真湯のキハダ(黄膚) 2013年6月17日(月)

2013年06月19日 | 植物図鑑

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2013年6月17日(月)、真湯の真湯温泉付近を散策しました。毎年3~4回ほど行くのですが、今年はこれが初めてでした。国道342号線の真湯ゲートのすぐ近くにある駐車場に車を駐めたのですが、日陰を求めて駐車した場所に生えていたキハダ(黄膚)が、今を盛りと花を咲かせていました。

この木は雄株で、花も雄花のようです。樹皮はコルク層が発達し、属名も「コルクの木」という意味。材は光沢があって美しい。

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キハダ(黄膚) ミカン科 キハダ属 Phellodendron amurense

山地に生え、高さはふっつ15~20m、大きいものは25mほどにもなる落葉高木。樹皮はコルク層が発達し、縦に浅く裂ける。和名は内樹皮が鮮黄色であることによる。葉は長さ20~45㎝の奇数羽状複葉で対生する。小葉は2~6対あり、長さ5~10㎝の卵状長楕円形で主脈に白い毛があり、裏面は帯白色。

5~7月、枝先に円錐花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。花序の軸には褐色の短毛が密生する。雌雄別株。花弁と萼片は5個あり、萼片は小さい。雄花には花弁より長い雄しべ5個と退化した雌しべがある。雌花には退化した雄しべと雌しべが1個ある。果実は核果で直径約1㎝の球形。10月頃に黒く熟す。冬季葉が落ちると、黒い実が目立つ。

 変種のヒロハノキハダ(カラフトキハダ)var.sachalinenseはキハダより樹皮のコルク層が薄く、葉や花序はほとんど無毛で、小葉の幅がやや広い。キハダの樹皮のコルク層を取り除いた内樹皮はベルベリンを含み、苦味がある。これを乾燥したものを黄蘗(おうばく)といい、薬用や染料に用いる。奈良県の吉野や高野山などで製造される健胃整腸剤の”陀羅尼助(だらにすけ)”はこの黄蘗(おうばく)が主成分になっている。材は光沢があって美しい。用途:建築・家具・器具材。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ウスリー、アムールなどアジア東北部。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」ほかより]