peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のニワトコ/セッコツボク(接骨木)の実 2013年6月20日(木)&22日(土)

2013年06月23日 | 植物図鑑

P3570637

P3570747_2

P3570744

P3570638

P3570625

P3570619

P3570651

2013年6月20日(木)、一関市東山町長坂字東本町の県道19号(一関大東)線沿いに生えているニワトコ/セッコツボク(接骨木)の実が紅色に色づきはじめていました。

P3570636

P3570741

P3570743

P3570740

P3570732

P3570726

(下7つ)一関市東山町松川の旧・狭山トンネル付近のニワトコの実

P3580442_2

P3580461

P3580462

P3580470

P3580464

P3580471

P3580468

ニワトコ スイカズラ科 ニワトコ属 Sambucus sieboldiana

山野に生える落葉低木。よく枝分かれして、高さ3~6mになる。樹皮はコルク層が発達し、老木では縦に割れ目が入る。葉は奇数羽状複葉で対生する。小葉は3~5対あり、長さ4~15㎝の長楕円形。花期は3~5月。葉が開くのと同時に淡黄白色の小さな花が多数集まって咲く。花は直径3~5㎜の筒形。早春の野山で目立つ花のひとつで、花や葉、実は薬用になる。

北海道と本州の北部には花穂に小さな粒状突起が多いエゾニワトコvar.muqueliiが分布する。分布:北海道、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

ニワトコ (スイカズラ科) Sambucus racemosa L. subsp.sieboldiana (Miq.) Hara

特徴:山地や原野に生育する落葉低木。茎は根元から株立ちし、よく枝分かれして高さ2~5mになる。葉は対生し、5~11枚の小葉からなる奇数羽状複葉で長さ8~30㎝。小葉は披針形または長楕円形で先は尖り、縁には細かい鋸歯がある。花は5月に新葉が開いてから新しい枝の先に付く円錐花序に多数集まって咲く。花冠は径3~5㎜で緑がかった白色をしており、5つに深く裂け、かすかに匂う。雄しべは5本で花弁より短い。果実は球形から卵形で長さ3~4㎜、暗赤色に熟す。

分布:北海道、本州、四国、九州。岩手県では山地や丘陵地で普通に見られ、土壌が肥沃で湿潤な所に多い。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦 編著)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37772898&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のニワトコの赤い果実 2011年6月29日(水)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/ed0a518751cba3d000941eeb195b2281 [peaの植物図鑑:ニワトコ(庭常/接骨木)]


一関市東山町「唐梅館公園」のイワガラミ(岩絡み)の花  2013年6月20日(木)

2013年06月23日 | 植物図鑑

P3580273

P3580268

P3580267

P3580276

2013年6月20日(木)、一関市東山町の唐梅館公園に行ってきました。城址の近くまで車で一気に登って周辺を散策しました。藤棚がある所の山側に生えている大きな木に絡みついているイワガラミ(岩絡み)が花を咲かせ始めていました。

P3580194

P3580219_2

P3580202

P3580200

P3580213

P3580208

P3580298

P3580246

P3580277

P3580275

P3580269

P3580271

P3580274

(下4つ)キャンプ場の近くに生えている松の木に絡まっているイワガラミ(岩絡み)

P3580367

P3580372

P3580373

P3580375

P3580378

イワガラミ(岩絡み) ユキノシタ科 イワガラミ属 Schizophragma hydrangeoides

山地に生えるつる性落葉木本。茎や枝から気根を出して岩や木に這い上る。茎は太いものは直径約8㎝にもなり、樹皮は厚い。葉は対生し、長さ3~10㎝の広卵形で先は鋭く尖り、縁には粗くて鋭い鋸歯がある。5~7月、枝先に白い装飾花が目立つ花序をつける。装飾花は1個の蕚片が大きく花弁状になったもので、長さ2~3㎝の卵形。両性花は小さく、多数集まってつく。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

イワガラミ(ユキノシタ科) Schizophragma hydrangeoides Sieb.et Zucc.

特徴:山地に生育する落葉性のつる植物。茎はよく枝分かれし、地表を這い、枝から小さい付着根を出して岩や樹木をよじ登り高さ10~15mになる。樹皮は褐色。葉は赤味がかった長い柄があり対生する。葉身は広卵形で先が尖り、縁に鋭く尖った粗い鋸歯がある。葉の表面は黒味を帯びた緑色で、しばしば白緑色の斑点がある。花は7月頃、枝先に伸びる散房花序に多数付く。花序の外側には白色で三角状卵形の花弁状の蕚片1枚をもつ中性花(飾り花)、内側には両性花を付ける。果実は蒴果で球状。

ツルアジサイ(蔓紫陽花)は葉柄が長く緑色で、葉身の縁は細かい鋸歯をもち、中性花の萼片は3~5枚(普通は4枚)なので区別できる。分布:北海道、本州、四国、九州。岩手県では丘陵地や山地の林床にやや普通に見られるが、丘陵地に多い。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦:編著)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37692820&blog_id=82331 [[peaの植物図鑑:一関市狐禅寺のイワガラミ(岩絡み) 2011年6月18日(土)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A4%A5%EF%A5%AC%A5%E9%A5%DF [peaの植物図鑑:一関市東山町「唐梅館公園」のイワガラミ(岩絡み)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35044044&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:真湯のイワガラミ(岩絡み)]