2013年6月20日(木、一関市大東町摺沢の県道19号線と国道343号線と国道456号線が交わる「石倉交差点」のすぐ傍にある民家が沢山の各色のバラの花で囲まれたようになっていました。すぐ傍にある「スーパー神文(カンブン)」の駐車場に車を駐めて沢山写真を撮ってきました。
また、国道343号線側に回ると玄関の所に沢山植栽されている青紫色の「ホタルブクロ(蛍袋)」やカンパヌラ・ポシャルスキアナ/カンパヌラ’アルパンブルー’が、今を盛りと花を咲かせていました。
また、最前列には鉢植えにされたオオヒエンソウ(大飛燕草)の和名をもつデルフィニウムが、紫、ピンク、空(水)色、白色などの花を沢山咲かせていました。
http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.19.50.160N38.59.32.190
オオヒエンソウ(大飛燕草)/デルフィニウム キンポウゲ科 オオヒエンソウ(デルフィニウム)属 Delphinium grandiflorum
中国北部原産の多年草だが、近縁種との交雑により、豪華な花穂をもつ耐寒性のある園芸品種となっている。園芸店などでは属名の「デルフィ ニウム」の名で売られていることが多い。夏の暑さには弱く、日本では秋播きの越年草として栽培されている。 高さは1mにもなり、直径3㎝ほどの花がびっしりとつく。茎や葉には軟毛があり、葉は掌状に細かく切れ込んでいる。
花の色は青色が基本で、 紫色や藤色、ピンクなどもある。デルフィニウムの仲間は花弁は貧弱で、 萼片が花弁のように見える。花のうしろには細い筒状の距が突き出ているが、距のない品種もある。[花期]6~8月。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より1]
キンポウゲ科 オオヒエンソウ(デルフィニウム)属 Delphinium:ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、アフリカの山岳地帯に250種あまりが分布する。多年草。古くは「ヒエンソウ(コンソリダ)属 Consolida」は本属に含まれていた。
デルフィニウム D.×Cultorum古くから栽培される。耐寒性のある園芸品種で、一年草から多年草。和名はオオヒエンソウ。茎は直立性で、草丈30㎝~2mに達し、葉は有柄、掌状に浅くまたは深く裂ける。花は左右相称で、青色を基本として総状または穂状花序をなす。萼片は5で、花弁状となる。上萼片は距を有し、花弁は4、中心部に離生する。
園芸品種は同属のエラツム(エラータム) D.elatumが基本となり、フォルモサム D.formosum、グランディフロールム D.grandiflorum、カーディナレ D.cardinale、ケイランサム D.cheilanthumなど、多くの種が交雑され発展した。
特に第二次世界大戦後に品種改良が進み、ブラックモア・ラング ドン系、ジャイアント・パシフィック系、ビショップ系などの系統があ り、’ベラドンナ’、’ブルー・ファウンテンズ’、’ローズ・スパイアー’、 ’パシフィック・ジャイアント’など4000を超える多くの品種が育成されている。
[栽培]日なたと水はけのよい用土を好む。寒さに強く秋に苗を植える。花後に花茎を元から切ると二番花が咲く。暑さに弱く冷涼地では宿根するが、関東以西では一年草扱い。繁殖は株分け、挿木[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%D2%A5%A8%A5%F3%A5%BD%A5%A6 [peaの植物図鑑:一関市大東町摺沢のオオヒエンソウ(大飛燕草)/デルフィニウム 2008年6月26日]