peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町「唐梅館公園」のミヤマザクラ(深山桜)の実  2013年6月20日(木)

2013年06月24日 | 植物図鑑

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2013年6月20日(木)、一関市東山町の唐梅館公園に行ってきました。城址の近くまで車で一気に登って周辺を散策しました。車を降りて城址の登って行く道の途中に植えられているミヤマザクラ(深山桜)が色付き始めた実を沢山付けていました。

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唐梅館公園案内板が立てられている頂上付近の平地に植えられているミヤマザクラ(深山桜)の果実。赤く色づきはじめていました。果実は黒く熟す。果柄は紅色を帯び、緑色の苞が目立つ。

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ミヤマザクラ(深山桜) バラ科 サクラ属 Prunus maximowiczii

山地から亜高山にかけて生える落葉高木。高さは普通7~10m、大きいものは15mほどになる。樹皮は紫褐色。葉は互生し、長さ4~8㎝の倒卵状楕円形で、縁には欠刻状の重鋸歯がある。葉の両面と葉柄には毛がある。花期はほかの桜よりかなり遅く、5月下旬から6月に葉が開いてから咲く。直径2㎝ほどの白い花が5~7個ずつ総状につく。花弁は丸く、先端に切れ込みがない。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

ミヤマザクラ(バラ科) Prunus maximowiczii Ruprecht

特徴:山地の比較的日当たりの良い所に生育する落葉小高木。幹は直立し、高さ10~15m、胸高直径30㎝になる。樹皮は紫褐色で横に長い皮目がある。若い枝には毛が著しい。葉身は倒卵状長楕円形で先は尾状に鋭く尖り、基部は広いくさび形または切形で、縁には鋭い重鋸歯がある。葉の両面にねた毛があり、特に裏面の脈上に多い。

花は6月、葉よりも少し遅れて開き、葉腋から出る総状または散房状の花序に4~10個集まって咲く。花弁は5枚で白色、広楕円形で先は円形である。花冠は径2㎝ぐらいで水平に開く。花軸の付け根の苞は卵形で鋸歯があり、花後にも残り、目立つ。果実は球形、黒色に熟し、果肉は苦い。分布:北海道、本州、四国、九州。岩手県では山地にやや稀に見られるが、姫神山山頂周辺の南東斜面や岩手山北東斜面の焼走り溶岩流の縁辺部に多く見られる。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦 編著)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37541968&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町「唐梅館森林公園」のミヤマザクラ(深山桜) 2011年5月25日(水)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%DF%A5%E4%A5%DE%A5%B6%A5%AF%A5%E9 [peaの植物図鑑:ミヤマザクラ(深山桜)]


奥州市水沢区佐倉河のセイヨウミザクラ(西洋実桜)/サクランボ 2013年6月9日(日)

2013年06月24日 | 植物図鑑

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2013年6月9日(日)、奥州市水沢区佐倉河の国道4号線を車で走っていたら、繁華街にある農家のコンクリートブロック塀の上から実を沢山つけた「サクランボ」の木が見えました。黄赤色に熟し始めていました。

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セイヨウミザクラ(西洋実桜) バラ科 サクラ属 Prunus avium

「オウトウ(桜桃)」とも呼び、果実は「サクランボ」として親しまれている。西アジア原産の落葉高木。ヨーロッパでは古くから栽培され、野生化しているものも多い。日本に入ったのは明治時代初期で、北海道、東北地方、長野・山梨県などで栽培されている。生長が早く、高さは15~20mほどになる。葉は長さ6~12㎝の倒卵状長楕円形。

4~5月、直径2.5㎝ほどの白い花が咲く。果実は直径約2㎝、6月に熟すが、黄赤色のものや暗赤色のものまで多くの品種がある。佐藤錦は、ナポレオンと黄玉の交雑によって偶然にできた実生品。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓ハンディ図鑑3・樹に咲く花(離弁花1)」より]