2016年8月28日(日)、久しぶりに岩手県立花きセンター(岩手県胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。「花の館」温室入口前の木の下に車を駐めて、「管理棟」まで歩いて「展示室」の展示植物から見学しました。その後、「研修温室内」を見学して、最後に「花の館温室」を見学しました。「花の館温室」の「亜熱帯温室」植栽されているシマヒギリ(島緋桐)が赤い花と黄色い花を咲かせていました。
シマヒギリ クマツヅラ科 クサギ属 Clerodendrum paniculatum
別名:リュウセンカ(龍船花)、カクバヒギリ(角葉緋桐)、パゴダフラワー。台湾、東南アジア(東南アジア熱帯雨林気候区)原産の常緑低木。樹は直立し、高さ1~2m。地下茎から芽を出し群生する。枝張:1.0m以上。大きな円錐状の集散花序をつける。花色は赤、橙、白など。開花時期:5~9月。用途:庭園、公園、学校緑化。ヒギリにそっくりだが、花序が大きくてきれいな円錐状になることと花弁がやや白っぽくなることで区別できる。この仲間は半日陰から日当りの良い場所までよく育つことから根強い愛好家がいて、庭や鉢植えで栽培している。繁殖法:挿し木、株分け。
栽培:4~6月が植栽適期です。鉢(ポット)栽培品又は根回し栽培品であれば、適期以外でも栽培が容易になります。土質は特に選ばないが、湿潤を好む。半日陰でもよく開花します。丈夫で繁殖力旺盛なうえに、根茎で増殖するため、事前に植栽範囲を決め、土中に侵入防止シート等を設置し、逸出を防止する必要があります。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」&下記Webサイトより]
http://www.midorihana-okinawa.jp/?page_id=1607 [シマヒギリ:おきなわ緑と花のひろ
ば]
http://gkzplant2.ec-net.jp/mokuhon/syousai/sagyou/si/simahigiri.html [GKZ植物事典・シマヒギリ(島緋桐)]