2016年9月11日(日)、一関市博物館(入間田宣夫・館長)主催の「平成28年度・史跡めぐり~磐井の石めぐり」が、室根史談会、室根市民センター、小山石材店の協力で実施されました。
午前中は室根山の中にある①胎内くぐり、②室根神社、③石仏三十三観音、④亀岩、⑤鬼岩、⑥芦東山こもり岩&姫滝を見て終了しました。
そのとき、「胎内くぐり」と「田植の壇」の傍に群生していたテンニンソウ(天人草)が花を咲かせていました。昔この山の頂上まで登ったときは、頂上付近にも沢山群生していました。
(下)「田植の壇」から自動車道路に下る散策路近くに群生していたテンニンソウ(天人草)。
テンニンソウ(天人草) シソ科 テンニンソウ属 Leucosceptrum japonicu
山地の落葉樹林などに生える多年草。群生することも多い。高さは50~100㎝。茎は四角形で、下部は木質化する。葉は対生し、長さ10~25㎝、幅3~9㎝の長楕円形で、先は鋭く尖る。9~10月、淡黄色の小さな唇形花がびっしりと集まった花穂をつける。花は下のほうから咲き、花から突き出た長い雄しべと雌しべがよく目立つ。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]