2016年9月18日(日)、胆沢郡金ケ崎町の重要伝統的建造物群保存地区内にある民家の庭に植栽されているキクイモ(菊芋)が、鮮黄色の花を沢山咲かせていました。
キクイモ(菊芋)キク科 ヘリアンサス(ヒマワリ)属 Helianthus tuberosus
北アメリカ原産の多年草。茎や葉にはザラザラした毛があり、高さは2mほどになる。葉は長楕円形で先は尖り、茎の下部では対生、上部では互生する。9~10月、直径7㎝ほどの黄色の頭花が咲く。地中にできる塊茎を食用や飼料にするため、以前はよく栽培されていた。現在は放置されて、野生状態になったものが見られる。類似種のイヌキクイモH.strumosusは、夏から花が咲きはじめ、塊茎は小さい。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]