2016年9月21日(水)、一関文化センター(一関市大手町)の西側を走る広い道路を挟んでホテル?と間違えそうなビル「サンデュエル一関駅前」が建っています。その玄関前の植え込みに植栽されているヤブラン(藪蘭)が、淡紫色の花を咲かせはじめていました。
ヤブラン(藪蘭)ユリ科 ヤブラン属 Liriope platyphylla
林の下などに生える常緑の多年草。丈夫でよく茂るので庭や公園のグラウンドカバーとしてよく植えられている。葉は根生し、長さ30~50㎝、幅約1㎝の線形で、表面は光沢がある。8~10月、葉の間から高さ30~50㎝の花茎が伸び、上半部に小さな花が総状につく。花は淡紫色で3~5個ずつまとまって付く。果実(種子が剥き出しになったもの)は直径6~7㎜の球形で、黒くて光沢がある。分布:本州~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]