peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「釣山公園」のナツハゼ(夏黄櫨) 2016年9月21日(水)

2016年09月29日 | 植物図鑑

(上と下)東屋からは磐井川上の橋、磐井橋などが良く見えました。

2016年9月21日(水)、一関市の釣山公園に久しぶりに行きました。頂上部の「千畳敷」と呼ばれている所から徐々に下りて行くと、日本庭園の縁に植栽されているナツハゼ(夏黄櫨)が、黒褐色に熟した実を沢山つけていました。は未だ青々としていました。 

(下)さわやかトイレがある所まで下りて行ったら、そこに植栽されているナツハゼ(夏黄櫨)も沢山黒褐色に熟した実を沢山つけていました。この木の葉は紅葉が始まっていました。

ナツハゼ(夏黄櫨)ツツジ科 スノキ属 Vaccinium oldhamii 

山地や丘陵の日当たりのよい所に生える落葉低木。よく枝分かれして高さ1.5~3mになる。若枝には初め毛がある。葉は互生し、長さ4~8㎝の卵状楕円形。両面とも粗い毛がある。5~6月、枝先に長さ約5㎜の鐘形の花が総状につく。花序はやや水平にのび、花は花序の下側にかたよって付くのが特徴。花の色は赤みを帯びた黄緑色。果実直径約8㎜の球形で、夏から秋にかけて黒褐色に熟す。酸味があり、食べられる。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市城内のヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡) 2016年9月21日(水)

2016年09月29日 | 植物図鑑

2016年9月21日(水)、一関市大手町の一関市図書館に用事のある妻を置いて、歩いて釣山公園まで行ってきました。一関市文化センターの出入口を出て、田村町上の橋通り(JR一ノ関駅~上の橋)を横断して、裁判所がある城内の道を歩いていたら、民家の前に実を沢山付けたヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)がありました。花も未だつけていました。 

 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属 Phytolacca americana

北アメリカ原産の多年草で、「アメリカヤマゴボウ」とも呼ばれる。明治初期に日本に入り、現在では空き地や道ばたなどに雑草化している。茎は太くて赤みを帯び、高さ1~2mになる。葉は長さ10~30㎝の長楕円形。6~9月、わずかに紅色を帯びた小さな白い花長い穂になって多数つく。直径5~6㎜で、花弁は無く、花弁状の萼片が普通5個ある。果実は直径約1㎝の扁球形で、はじめ緑色で、熟すと黒紫色になり、よく目立つ。潰すと紅紫色汁が出る。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より] 


一関市田村町のゼラニウム 2016年9月21日(水)

2016年09月29日 | 植物図鑑

 

(上)一関市図書館の無料屋内駐車場

(上)一関文化センター(一関市大手町2-16)正面玄関

(上)平和の碑:空襲による犠牲者の冥福と平和を願って建てられた。

建立:1990(平成2)年12月8日、建立者:建立実行委員会

2016年9月21日(水)、一関市大手町の一関市図書館に用事のある妻を置いて、歩いて釣山公園まで行ってきました。一関市文化センターの出入口を出て、田村町上の橋通り(JR一ノ関駅~上の橋)の歩道を歩いていたら、民家の前に鉢植えにされたゼラニウムが朱橙色の花を沢山咲かせていました。

ゼラニウム フウロソウ科 テンジクアオイ属 Pelargonium×hortorum

南アフリカ原産の低木状の多年草。現在栽培されているのは幾つかの原種を交雑してつくられたもので、多くの園芸品種がある。茎や葉には独得の臭気がある。葉はほぼ円形で、縁に浅い切れ込みがある。ボール状に多数固まってつき、赤、ピンク、サーモンピンク、白などがある。かつてはフウロソウ属Geraniumに含められていたので、園芸界では今も「ゼラニウム」と呼ぶ。テンジクアオイ(天竺葵)ともいう。暖地では庭や軒下に植え、寒地では鉢植えにして観賞する。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]