2016年9月18日(日)、胆沢郡金ケ崎町の重要伝統的建造物群保存地区内にある民家の庭に植栽されているカクレミノ(隠蓑)の木が、緑色の実を沢山つけていました。
カクレミノ(隠蓑)ウコギ科 カクレミノ属 Dendropanax trifidus
暖地の山地に生える常緑高木。庭木としても広く植えられている。ふつう高さ8~10mになる。葉は互生し、長さ6~12㎝、厚くて表面は光沢があり、3本の脈が目立つ。老木の葉は卵形または広卵形で全縁だが、若木の葉は3~5個の切れ込みがある。和名は、葉の形を身を隠すのに着る蓑にたとえたもの。7~8月、枝先に淡黄緑色の小さな花が多数球状に集まってつく。果実は直径7~8㎜の広楕円形で秋に黒く熟す。分布:本州(千葉県南部以南)~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]