2017年8月27日(日)、奥州市江刺区愛宕にある産直センター江刺ふるさと市場に立ち寄りました。
新館の裏側にある田圃に植栽されたイネ(稲)が、白くて小さな花を沢山咲かせていました。
(上と下)高架橋は東北新幹線
イネ(稲)イネ科 イネ属 Oryza sativa
高さ50~90㎝になる一年草。コムギ(小麦)、トウモロコシ(玉蜀黍)ととも
に「世界の三大穀物」の一つ。紀元前4000年以前に、インドのアッサム地方か
ら縄文時代後期に伝わったと考えられている。米粒の丸い日本型と細長いインド
型とがあり、インド型は粘りが少ない。それぞれにウルチ種(炊飯用)とモチ種
(餅用)がある。
因みに「五穀豊穣」の五穀は、イネ、ムギ、アワ、マメにキビまたはヒエ0加
えたもの。このうちアワ、キビ、ヒエなどの雑穀は痩せ地でもよく育つので、
イネやムギの耕作に向かない土地の食糧として重要な役割を果たしてきた。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]