(上)左側に見えるのは、熟した実で、触れただけで種子が飛び散る。
2017年9月14日(木)、一関市千厩町磐清水の国道456号線沿いにある民家の畑の縁に群植された
ホウセンカ(鳳仙花)が、真っ赤な花や紅紫色の花を沢山咲かせていました。ホウセンカの実は、熟す
と、触れるだけで種子が飛び散ります。
ホウセンカ(鳳仙花)ツリフネソウ科 インパチェンス(ツリフネソウ)属
Impatiens balsamina
中国南部からインドを原産地とする一年草。江戸時代に渡来し、今では花壇や
庭に普通に植えられている。みずみずしい茎は太くて、鋸歯のある長めの葉を
密に互生する。夏には高さ50㎝ほどに育ち、葉のつけ根に直径4㎝ぐらいの左
右対称の5弁花を2~3個つける。花の色は桃、赤、紫、白色など。八重咲きや
茎の先に上向きに咲く品種もある。赤い花の汁で爪を染める遊びがあり、「
ツマベニ」などとも呼ばれる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花
」より]