(上)国道343号線と矢作川。左側に分岐する古い道がありました。
2017年9月13日(水)、陸前高田市矢作町の国道343号線沿いの田圃の土手に群生するヒガンバナ
(彼岸花)が、真っ赤な燃えるような花を沢山咲かせていました。後数年経てば、土手一面を覆い尽くす
のではないかと思います。
ヒガンバナ(彼岸花)ヒガンバナ科 リコリス(ヒガンバナ)属 Lycoris radiata
秋の彼岸の頃に花が咲くことからこの名がある。「マンジュシャゲ(曼殊沙華)」ともいう。中国原産
の多年草で、群生することが多い。花期は9~10月。花茎は高さ30~50㎝になり、先端に朱赤色の花
が多数集まってつく。花には長さ4㎝ほどの細い花びらが6個あり、強く反り返っている。雄しべと雌し
べは花の外に突き出る。花が終わった晩秋に葉が伸び出し、越冬して翌年春には枯れてしまう。葉は光
沢のある深緑色で厚く、長さ30~60㎝の線形。有毒植物だが、鱗茎を磨り潰して、水でよく晒せば食用
になる。昔、飢饉のとき利用した。分布:日本全土。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]