peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市「えさし藤原の郷」のハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽空木) 2017年9月24日(日)

2017年09月26日 | 植物図鑑

2017年9月24日(日)、奥州市江刺区「えさし藤原の郷」の大駐車場の縁に植栽されているハナゾノ

ツクバネウツギ(花園衝羽空木)が、ピンク色を帯びた白い花を沢山咲かせていました。

ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽空木)スイカズラ科 ツクバネウツギ属 Abelia×grandiflora

ふつう「アベリア」と呼ばれ、生け垣や道路のグリーンベルトなどによく植えられている。中国原産の

A.chinensisとA.unifloraの交雑種で、日本には大正時代に渡来した。半落葉または常緑の低木。根もと

から枝分かれしてよく茂り、高さ1~2mになる。対生または3個ずつ輪生し、長さ2~5㎝の卵状楕

円形で、厚くて光沢がある。5~11月、ピンクがかった白い花が咲く。花は長さ1.5~2㎝の筒状鐘形。か

なり丈夫で、晩春から秋まで次々に花が咲き続ける。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より] 


奥州市「えさし郷土文化館」のカキ(柿) 2017年9月24日(日)

2017年09月26日 | 植物図鑑

2017年9月24日(日)、奥州市江刺区「えさし郷土文化館」の近くにある民家の庭に植栽されている

柿の木が、綺麗に紅葉した葉と色づき始めた果実を沢山つけていました。初め、50~60mほど離れた所

から見たとき、赤いものは何かの実ではないかと思ったのですが、近づいてみたら直ぐに「柿」とわか

りました。とても綺麗な紅葉でした。 

カキ(柿)カキノキ科 カキノキ属 Dispyros kaki var.sylvestris

東アジアを中心に広く栽培されている落葉高木。日本人には馴染みの深い果樹のひとつで、平安時代に

は既に栽培されていたといわれている。高さ5~15m。樹皮は灰黒褐色で縦に割れ目が入る。は緻

密で堅いので、家具やゴルフクラブのヘッドに用いられる。は互生し、長さ7~17㎝の楕円形~卵円形

花期5~6月。葉のつけ根に淡黄色の花をつける。果実球形、やや平たいもの、縦に長いものなど、形

も大きさもいろいろなものがある。本州~九州の山地に自生しているヤマガキvar.sylvestrisは若枝や葉、

子房などに毛があり、葉や果実が小さい。栽培されているカキ(柿)は毛がほとんどない。[山と渓谷社発

行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]