peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市博物館のマルバハギ(丸葉萩) 2017年9月9日(土)

2017年09月09日 | 植物図鑑

2017年9月9日(土)、一関市博物館(一関市厳美町字沖野々215番地1)に行きました。道の駅「厳美渓」

との間にある境界柵の所に植栽されているマルバハギ(丸葉萩)が、花を沢山咲かせていました。

 

マルバハギ(丸葉萩)マメ科 ハギ属 Lespedeza cyrtobotrya

ミヤマハギ(深山萩)」ともいう。山野の日当たりの良い所に生える落葉低木。高さは2~3m。枝には

白い短毛がある。3出複葉で互生する。小葉は長さ2~3㎝の楕円形または倒卵形で、先端は少し凹むも

のが多い。裏面は短毛があり、白っぽい。花期8~10月。葉の腋紅紫色の蝶形花がかたまってつく。

は長い穂にならず、長さ1~1.5㎝。萼片の先は針状に尖っている。豆果は長さ6~7㎜。分布:本州~九州。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より] 


一関市大槻「ホーマック」のナナカマド(七竈) 2017年9月9日(土)

2017年09月09日 | 植物図鑑

2017年9月9日(土)、国道4号線沿いにあるホームセンター「ホーマック」に立ち寄りました。国道

側の植え込みに植栽されているナナカマド(七竈)の木が黄橙色に色づいた果実を沢山つけていました。

ナナカマド(七竈)バラ科 ナナカマド属 Sorbus commixta

紅葉と赤い果実が美しい落葉高木。名前の由来については、材が燃えにくいので、七度竈(かまど)に

入れても燃え残るからという説や、上質の炭をつくるため、7日間かまどで蒸し焼きにするからという説

などがある。山地から亜高山に自生するが、北海道や東北地方などでは街路樹としてよく植えられている。

高さ10~15mになる。奇数羽状複葉で互生する。小葉は4~8対あり、長さ3~7㎝のややゆがんだ

披針形~長楕円状披針形で、縁には鋭い鋸歯がある。花期6~7月。白い小さな花が多数集まって咲く。

果実直径約7㎜の球形で、秋に赤く熟す。赤く熟した実は葉が落ちた後も長く残ってよく目立つ。分布:

北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]