2017年10月25日(水)、宮城県大崎市松山の御本丸公園(千石城址、コスモス公園)に行くために
市営駐車場に車を置いて歩きました。200mほど進んだ場所に植栽されているニシキギ(錦木)が真っ
赤に紅葉した葉と橙赤色の仮種皮に包まれた種子を沢山付けていました。
ニシキギ(錦木)ニシキギ科 ニシキギ属 Euonymus alatus
落葉低木。山野に普通に生え、秋の紅葉が美しいので庭木としてもよく植えられている。和名の錦木も
紅葉の美しさを錦にたとえたもの。高さ2~3m。大きいものは5mになるものもあり、枝にコルク質の
翼が発達するのが特徴。葉は対生し、長さ2~7㎝の倒卵形または広倒披針形で先端は鋭く尖り、縁に細
かい鋸歯がある。5~6月、葉腋から葉より短い柄のある集散花序を出し、直径6~7㎜の淡緑色の花を数
個開く。花弁は4個。雄しべは4個。雌しべは1個。萼は4裂する。蒴果は長さ約8㎜の狭倒卵形で、熟し
て裂けると橙赤色の仮種皮に包まれた種子が1個現れる。枝にコルク質の翼が発達しない品種をコマユミ
f.ciliatodentatusという。用途:庭木、盆栽。分布:北海道、本州、四国、九州、中国、アジア東北部。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]