peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

宮城県大崎市松山のモッコク(木斛)  2017年10月25日(水)

2017年11月05日 | 植物図鑑

2017年10月25日(水)、宮城県大崎市「松山ふるさと歴史館」(松山千石字松山428番地)を訪ねま

した。ここで開催中の歴史展示室の展示(撮影禁止)を観るためでしたが、思いがけなくも「フランク

永井展示室」(撮影可)も観ることができました。フランク永井(本名:永井清人)は、大崎市松山出身

で、昭和歌謡界を代表する国民的歌手です。「低音の魅力」と呼ばれ、温もりと包容力に満ち、語りかけ

るような独特の歌い方は、世代を越えて多くの人を魅了し、今もなお数々のヒット曲が愛唱され続けてい

ます。展示室には、日本レコード大賞などの功績の証や、発売されたレコード、愛用品の数々が展示され

ていました。平成20(2008)年10月27日永眠(76歳)。

(上と下)入場口が2ケ所ありました。(その1)

(上と下2つ)入場口2つのうち(その2)

ふるさと歴史館:常設展示は古代から現代までの広範囲な歴史資料を展示紹介しています。地域内の代

表的な遺跡の写真パネルや出土品、遠藤家、茂庭家の資料、刀匠法華三郎作の刀、フランク永井展示室

近代産業遺産認定の人車などが展示されています。休館日/毎週月曜日

(下)北の入口側に建立されていたフランク永井歌詞碑:’郷土が誇る歌手・フランク永井さんの功績を永遠に

記録し、後世に伝えるため、平成25年10月歌碑を建立’したそうです。

 

モッコク(木斛)ツバキ科 モッコク属 Ternstroemia gymnanthera 

暖地の海岸に近い所に生える常緑高木。庭木としても広く植えられている。高さは10~15m。材はか

たい。樹皮は灰褐色。は枝先に放射状に集まってつき、長さ3~7㎝の細長い倒卵形で、厚くて光沢が

ある。6~7月、葉のつけ根に白い小さな花が数個ずつ下向きに咲く。花は直径約1.5㎝。花弁は5個。

果実は直径1.5㎝ほどの球形で、晩秋に赤く熟すと不規則に割れて、赤い種子を出すが、なかにはそのま

まかたくなって、割れないものもある。分布:本州(千葉県以西)~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケ

ット図鑑2・夏の花」より]


一関市城内のザクロ(石榴) 2017年11月3日(金)

2017年11月05日 | 植物図鑑

2017年11月3日(金)、一関市図書館・一関文化センターから上の橋通りに出て、釣山公園まで歩いた

のですが、城内地区にある民家の庭に植栽されているザクロ(石榴)の木が、果実を沢山つけていました。

 また、この木に絡まっていたツタ(蔦)が、綺麗に黄紅葉していました。 

 ザクロ(石榴)ザクロ科 ザクロ属 Punica granatum

小アジア原産の落葉小高木。日本には古い時代に渡来した。花も実も楽しめる庭木としてよく植えられ

ている。よく枝分かれし、老木になると幹がねじれる。樹皮は駆虫剤。葉は対生し、長さ2~5㎝の長楕

円形。6~7月朱赤色の花を開く。花は直径約5㎝。果実直径6~8㎝の球形で先端に萼片が残る。秋

に茶色に熟すと割れ、真っ赤な種子が顔を覗かせる。そのまま食べたり、果実酒シロップなどにもで

きる。八重咲きヤエザクロ(八重石榴)や全体に小形のヒメザクロ(姫石榴)などの園芸品種がある。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市上の橋通りのハマギク(浜菊)  2017年11月3日(金)

2017年11月05日 | 植物図鑑

2017年11月3日(金)、一関市図書館・一関文化センターから上の橋通りに出て、釣山公園まで歩い

たのですが、上の橋通り沿いにある民家の前に植栽されているハマギク(浜菊)が、花を沢山咲かせて

いました。(上の奥がJR一ノ関駅西口)。 

ハマギク(浜菊)キク科 キク属 Chrysanthemum nipponicum 

海岸の岩場や砂地に生える半低木。花が大きく美しいので、古くから栽培されている。は太く、木質

して、高さ50~100㎝になる。は互生し、柄はなく、長さ5~9㎝、幅1.5~2㎝のへら形で、厚くて

光沢があり、縁には波状の鋸歯がある。花期9~11月。頭花は野生のキク属の中では最も大きく、直径

6㎝ほどある。頭花の縁に並ぶ舌状花白色、中心部の筒状花黄色。茎が木質化することや、実の形質

が違うことなどから、ハマギク属として扱われることもある。分布:本州(茨城県以北の太平洋側)[

山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]