peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」のサザンカ(山茶花)・勘次郎(かんじろう) 2017年11月15日(水)

2017年11月16日 | ツバキ(椿)

2017年11月15日(水)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行って

きました。サザンカ(山茶花)をはじめ、早咲きの椿が思っていた以上沢山咲いていました。入館料は

200円でした。

椿館の出入口を入ると直ぐの所(「エントランスホール」)では、四季折々の花卉(かき)と椿苗など

展示販売されていましたが、それらの中に濃紅色の花をつけた勘次郎(かんじろうという名のザザ

ンカ(山茶花)が、たくさん展示されていました。 

 サザンカ(山茶花)・勘次郎(かんじろう)ツバキ科 ツバキ属 Camellia sasanqua cv.Kanjiro

[産地]愛知。[花]紅色、八重、中~大輪。[花期]12~2月。[葉]長楕円、中形。[樹]立性、極めて強い。

[来歴]カンツバキ(寒椿)系。原木は稲沢市にあったとされ、1950年代から急速に普及し、現在最も広

く利用されている品種。別名:立寒椿、歌枕。[誠文堂新光社発行「最新日本ツバキ図鑑」より]


「世界の椿館・碁石」のサザンカ(山茶花)・福雀(ふくすずめ) 2017年11月15日(水)

2017年11月16日 | ツバキ(椿)

2017年11月15日(水)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行って

きました。サザンカ(山茶花)をはじめ、早咲きの椿が思っていた以上沢山咲いていました。入館料は

200円でした。

椿館の入口を入ると直ぐ見える所(「日本の原種椿」の表示板が立つ)に、鉢植えにされた福雀(ふくす

ずめ)びという名のザザンカ(山茶花)が、白色の花を咲かせていました。 

 サザンカ(山茶花)・福雀(ふくすずめ)ツバキ科 ツバキ属 Camellia sasanqua cv.Fuku-suzume

白色で外弁の尖端がわずかに桃色、二重咲き、内弁が立ち上がり花に厚みがある。中輪、11~12月咲き。

樹はやや横張り性。1970年頃、東京都下の世戸氏遺愛の白色優良花。[国立歴史民俗博物館発行「くらし

の植物苑特別企画・冬の華サザンカ」より]


「世界の椿館・碁石」の寒椿系サザンカ・獅子頭 2017年11月15日(水)

2017年11月16日 | ツバキ(椿)

 2017年11月15日(水)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行って

きました。サザンカ(山茶花)をはじめ、早咲きの椿が思っていた以上沢山咲いていました。入館料は

200円でした。 

椿館の入口を入ると直ぐ見える所(「日本の原種椿」の表示板が立つ)に、鉢植えにされた寒椿系山茶花

・シシガシラ(獅子頭)が、桃紅色の花をびっしりと咲かせていました。 

カンツバキ系サザンカ(山茶花)・獅子頭(ししがしら)ツバキ科 ツバキ属 Camellia sasanqua

Shishi-gashira

[産地]中部。[花]紅色、八重、中輪。[花期]12~2月。[葉]倒披針状楕円形、中形。[樹]横張り性、強い。

[来歴]カンツバキ系。記録は1894年の「園芸会雑誌」であるが、古木は中部に多い、関東で寒椿と呼ぶ

ようになったのは1933年以降。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「最新日本ツバキ図鑑」より]


カンツバキ(寒椿)ツバキ科 ツバキ属 Camellia sasanqua cv.Fujikoana

常緑低木。サザンカの園芸品種と認められているが、異説もある。若い枝や葉柄、葉の裏面などに毛がある

が、サザンカより少ない。は長さ2.5~6㎝の長楕円形で、先端は尖り、基部はくさび形。表面は濃緑色で

光沢があり、縁には鈍い鋸歯がある。遅咲きで12~2月開花する。桃紅色の八重で直径7~9㎝。花弁

は14~18個で大小があり、先端は浅く裂け、縁は波打つ。

 枝が縦にのびて、高さ3mほどになる品種をタチカンツバキ(立寒椿)Tachikantsubakiという。(「シシ

ガシラ」とも呼ばれる。用途:庭木、公園樹、盆栽。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]