peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

カクレミノ(隠蓑)の実  2017年11月9日(木)

2017年11月14日 | 植物図鑑

2017年11月9日(木)、住宅地にある民家の庭に植栽されているカクレミノ(隠蓑)の木が、蒼い実

を沢山付けていました。葉の形身を隠すのに着る蓑(みの)にたとえて、「隠蓑」の名があるという。

 

 カクレミノ(隠蓑)ウコギ科 カクレミノ属 Dendropanax trifidus

暖地の山地に生える常緑高木。庭木としても広く植えられている。普通高さ8~10mになる。互生

し、長さ6~12㎝、厚くて表面は光沢があり、3本の脈が目立つ。老木の葉は卵形または広卵形で全縁

だが、若木の葉は3~5個の切れ込みがある。7~8月、枝先に淡黄緑色の小さな花が多数球状に集まって

つく。果実直径7~8㎜の広楕円形で秋に黒く熟す。分布:本州(千葉県南部以西)~沖縄。[山と渓谷

社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


ヤツデ(八手)の花  2017年11月9日(木)

2017年11月14日 | 映画鑑賞

2017年11月9日(木)、住宅街にある民家の門口に植栽されているヤツデ(八手)の木が、色の花

を沢山咲かせていました。

 ヤツデ(八手)ウコギ科 ヤツデ属 Fatsia japonica

暖地の海岸に近い林の中に生える常緑低木。庭木としても広く利用されている。高さ3~5mになる。

は0互生し、長さも幅も20~40㎝で、掌状に7~9つに切れ込む。花期11~12月。白い小さな花が

ボール状に集まった散形花序を多数つける。散形花序は直径2~3㎝。花弁は5個。果実は直径約5㎜の

球形で、翌年の春に黒く熟す。斑が入った園芸品種もある。分布:本州(関東地方南部以西)~

沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


ツワブキ(石蕗) 2017年11月9日(木)

2017年11月14日 | 植物図鑑

2017年11月9日(木)、広い道路沿いにある民家の生垣の樹木の根元に植栽されているツワブキ(石

蕗)が、黄色い花を沢山咲かせていました。花の少なくなった初冬の庭を鮮やかな黄色に彩っていまし

た。

 ツワブキ(石蕗)キク科 ツワブキ属 Farfugium japonicum

「葉にツヤ(艶)があるフキ」という意味の艶蕗がなまって、ツワブキになったのではないかといわれ

る。若い葉柄はフキ(蕗)と同じように、キャラブキなどにして食べる。初冬の花のない季節に黄色の

大きなをつけ、も美しいことから、庭などによく植えられ、葉に斑が入ったものなど、園芸品種

多い。また食用として畑に栽培されることもある。海岸の岩の上や崖などに生える多年草。葉直径10

~30㎝の少し横長の円形で、厚くて光沢があり、長さ10~40㎝の長い柄がある。若葉は握り拳のように

丸まり、灰褐色の軟毛をかぶっている。花期10~12月。根生葉の間から高さ30~75㎝の太い花茎を

伸ばし、黄色の頭花を多数つける。頭花は直径4~6㎝で、舌状花と筒状花でできている。分布:本州(

太平洋側では福島県以西、日本海側では石川県以西)~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・

秋の花」より]