2017年11月9日(木)、住宅地にある民家の庭に植栽されているカクレミノ(隠蓑)の木が、蒼い実
を沢山付けていました。葉の形を身を隠すのに着る蓑(みの)にたとえて、「隠蓑」の名があるという。
カクレミノ(隠蓑)ウコギ科 カクレミノ属 Dendropanax trifidus
暖地の山地に生える常緑高木。庭木としても広く植えられている。普通高さ8~10mになる。葉は互生
し、長さ6~12㎝、厚くて表面は光沢があり、3本の脈が目立つ。老木の葉は卵形または広卵形で全縁
だが、若木の葉は3~5個の切れ込みがある。7~8月、枝先に淡黄緑色の小さな花が多数球状に集まって
つく。果実は直径7~8㎜の広楕円形で秋に黒く熟す。分布:本州(千葉県南部以西)~沖縄。[山と渓谷
社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]