peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」の原種椿・グリジシー 2017年11月15日(水)

2017年11月15日 | ツバキ(椿)

2017年11月15日(水)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行って

きました。サザンカ(山茶花)をはじめ、早咲きの椿が思っていた以上沢山咲いていました。入館料は

200円でした。

椿館の入口を入ると直ぐ見える所(「日本の原種椿」の表示板が立つ)に展示されている鉢植えの中国

東南部原産の原種椿・グリジシーが、芳香を漂わせながら、白い花をびっしりと咲かせていました。

 原種椿・グリジシー ツバキ科 ツバキ属 Camellia grijsii

花:白、切り込みのある長弁、一重、小~極小輪。原種(中国東南部)。中国名:十里香。花には強い

香りがある。中国の福建、江四、湖北原産。[コーベ・カメリア・ソサエティ発行「現在日本で咲く洋種

椿品種 2007(第3版)」ほかより]

http://www.sekaino-tsubakikan.jp/sisetsu.html[世界の椿館・碁石:施設のご案内] 


ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦) 2017年11月9日(木)

2017年11月15日 | 植物図鑑

2017年11月9日(木)、広い道路沿いにある民家の庭に植栽されているヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)が、

淡桃色の花を沢山咲かせていました。の表面にV字形の黒っぽい模様があり、紅葉しているものもあ

りました。

 ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)タデ科 タデ属 polygonum capitatum

ヒマラヤ原産の多年草。明治中期に園芸植物として日本に入った。観賞用に植えられているが、野生状

になっているものもある。根もとからよく枝分かれして、マット状に広がることが多い。茎には赤褐

色の毛がある。は互生し、長さ1~3㎝の卵形で、表面にV字形の黒っぽい模様がある。には赤く紅

する。花はほぼ一年中見られる。枝先に淡紅色の小さな花が卵形~球形に多数集まってつく。[山と渓

谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


ビワ(枇杷)の花 2017年11月9日(木)

2017年11月15日 | 植物図鑑

 

2017年11月9日(木)、古墳の跡と思われる現在お墓になっている所に植栽されているビワ(枇杷)

の木が、白い花を沢山咲かせていました。

ビワ(枇杷)バラ科 ビワ属 Eriobotrya japonica 

暖地に自生しているものもあるが、果樹として広く栽培されている常緑高木。庭などにもよく植えられ

ている。高さは10mほどになる。は枝先に集まって互生し、長さ15~20㎝の倒披針形~狭倒卵形で

厚く、斜めにきれいに並んだ側脈が目立つ。裏面は褐色の綿毛におおわれている。花期10~12月

枝先に白い花が多数集まってつく。花は直径2㎝ほどで、芳香がある。果実は初夏に黄色く熟す。[山と

渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より] 


ヒマラヤトキワサンザシ / ピラカンサ 2017年11月9日(木)

2017年11月15日 | 植物図鑑

2017年11月9日(木)、住宅街の小路沿いの民家の垣根に植栽されているヒマラヤトキワサンザシ

真っ赤に色づいた実を枝いっぱいにびっしりと付けていました。

ヒマラヤトキワサンザシ バラ科 トキワサンザシ属 Pyracantha crenulata

ヒマラヤ原産の常緑低木。花も実も美しいので、庭や生垣などによく植えられている。「カザンデマリ」

ともいう。高さは2~3mになり、枝には刺がある。は互生し、長さ2~5㎝の長楕円形~披針形で表面

は光沢がある。花期5~6月。直径1㎝ほどの白い花が枝いっぱいに群がって咲く。果実は直径約8㎜の

球形で光沢があり、橙赤色または深紅色に熟す。一般には「ヒマラヤトキワサンザシ」「タチバナモドキ」

「トキワサンザシ」などをまとめて「ピラカンサ」と呼ぶことが多い。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図

鑑3・秋の花」より]