2017年11月18日(土)、胆沢郡金ケ崎町の「城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区」を散策しま
した。「白糸まちなみ交流館」から諏訪小路の「金ケ崎神社」の方に歩いて行く途中にある「武家屋敷」
の庭に植栽されているウメモドキ(梅擬)の木が、真っ赤に熟した果実をびっしりと付けていました。
この庭には「サザンカ(山茶花)」も沢山花を咲かせていました。
ウメモドキ(梅擬) モチノキ科 モチノキ属 Ilex serrata
山地のやや湿った所に生える落葉低木。よく分枝して高さは2~4mになる。赤い実がいっぱいについて
美しいので、庭木としてもよく植えられている。また、盆栽にも使われる。若枝には毛がある。葉は互
生し、長さ4~8㎝の楕円形~卵状披針形。先は鋭く尖り、基部はくさび形。縁には細かい鋸歯があり、
両面とも光沢はない。表面にはわずかに毛がある。裏面は短い軟毛があり、特に脈上にはやや長い毛が
密生する。6月頃、葉のつけ根に直径3~3.5㎜の淡紫色の花をつける。雌雄別株。雄花は7~15個が集
まってつき、雌花は1~7個ずつつく。花弁は卵形で5個ある。萼片は4~5個で縁に毛がある。雄花には
雄しべが4~5個と退化した雌しべがある。雌花では緑色の子房が目立ち、まわりに退化して小さくなっ
た雄しべが4から5個ある。果実は直径5㎜ほどの球形で、秋に赤く熟し、葉が落ちた後もしばらく残る
のでよく目立つ。小鳥が好んでこの実を食べるという。
花や果実が白~淡黄色のものをシロウメモドキ(白梅擬)/シロミノウメモドキ(白実梅擬)I.leuco
-carpa、果実が黄色の品種をキミノウメモドキ(黄実の梅擬)f.xanthocarpaという。用途:庭木、
公園樹、盆栽、花材。分布:本州、四国、九州、中国。
ウメモドキ(梅擬)の花 下記のWebサイトに奥州市「」のウメモドキ(梅擬)の花があります。http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A6%A5%E1%A5%E2%A5%C9%A5%AD/
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/599a4118573bee68d8c9886267339808 [peaの植物図鑑:
ウメモドキ(梅擬)2009年10月23日(金)]