(上)ポタジェ:軟石の壁に囲まれた見た目も楽しい菜園です。果樹、野菜、一年草が装飾的に植えら
れています。どこかに「秘密の庭」への扉が隠れています。
(上)ハーブガーデン:周囲を柳の木で編んで作った花壇に約50品種のハーブを植えこんだ薫り高い
ガーデンです。5月には中央のクラブアップルの木が可愛らしい花を満開に咲かせます。
ポタジェから下りになる所にパンパスグラスが沢山植栽されていて、白い花穂を風に靡かせていました。
パンパスグラス イネ科 コルタデリア属 Cortaderia selloana
ブラジル南部からアルゼンチンにかけてが原産地の大形の多年草。「シロガネ
ヨシ」とも呼ばれる。日本には明治時代に入り、公園などに植えられている。
茎や葉は密に茂って大きな株をつくる。高さは穂を含めると2~3mにもなる。
葉は長さ1~3m、幅2~3㎝の線形でかたく、やや灰白色を帯びる。9~10月、
茎の先に銀白色のふさふさした穂をつける。穂は長さ40~80㎝。雌雄別株。
雄株は雌株よりも穂が貧弱なので、観賞用に栽培されているのものはほとんど
が雌株。切り花やドライフラワーにも利用されている。[山と渓谷社発行「山
渓ポケット図鑑3・秋の花」より]