2017年11月26日(日)、登米市歴史博物館(宮城県登米市迫町佐沼字内町63-20)主催の「史跡巡り
~葛西大崎一揆の激戦地・佐沼を歩く~」(10:00~11:30、参加費:無料)という行事があったので、
妻と一緒に参加しました。巡った史跡は既に見た所でしたが、天気にも恵まれてそれなりに有意義でし
た。
帰りにマイカーで、「宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター」に立ち寄りました。渡り鳥の群れ
は、伊豆沼の中ほどに沢山いましたが、岸辺には全く姿を見せませんでした。1階の伊豆沼側に植栽され
ているサンシュユ(山茱萸)が、真っ赤に熟した果実をびっしりとつけていました。
http://izunuma.org/ [宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(ホームページ)]
宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(鳥館):伊豆沼の北岸に位置する宮城県伊豆沼・内沼
サンクチュアリセンターは、ハクチョウが羽を広げた形を図案化したデザインで、沼に飛来する野鳥の
標本などを展示しています。このセンターには、宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団があり、財団では、
沼の水質浄化や浅底化防止、生物多様性の復元などの保全活動や研究などをすすめています。中でも、
マコモの植栽、ヨシの刈り取り、オオクチバスの駆除には力を入れています。また、自然観察会も行わ
れ、水生生物観察、ガンの飛び立ち観察会、冬のバードウオッチングなど季節に応じたさまざまなイベ
ントを行っています。住所:宮城県栗原市若柳字上畑岡敷味17番地の2 入館料:無料、休館日:月曜
日(祝日の場合はその翌日)開館時間:9:00~16:30
(下)2階の野鳥展望台。
(上)奥に休憩所がある。
サンシュユ(山茱萸)ミズキ科 ミズキ属 Cornus officinalis
朝鮮、中国原産で高さ10mほどにもなる落葉小高木。日本には江戸時代中期に薬用植物として入ってきた
というが、現在は花や実を鑑賞するために庭園樹や公園樹(花木)として植えられていることが多い。
樹皮は灰褐色で鱗片状にはがれる。葉は有柄で対生し、長さ4~10cmの卵形または楕円形で、裏面の主
脈の基部には褐色の毛が多い。花期は3月。葉が出る前に4弁の黄色の小花を散形花序につける。花径は4
~5mm。早春に黄色の花を開くので「ハルコガネバナ(春黄金花)」とも呼ばれる。
果実は長さ1.5cmほどの楕円形(核果)で10月頃赤く熟す。果肉を乾燥して薬用酒や漢方薬などにする。
分布:朝鮮、中国
画像は、赤く熟した果実をつけたサンシュユ(山茱萸)。古くに中国や朝鮮から果実を薬用とするために
伝えられたという。
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/90c988466dd44da069f1bed93b3ca9c4 [peaの植物図鑑:
サンシュユ(山茱萸)の赤い実 2006年10月28日(土)]