© 毎日新聞 提供 120年ぶりに咲いたとみられるササの仲間「スズタケ」の花=秋田市で2022年5月12日、猪森万里夏撮影
秋田市の一つ森公園で、ササの仲間「スズタケ」の花が咲いた。スズタケは120年とされる寿命が尽きる間際に花をつけるといい、40年以上ササの研究を続ける秋田県立大の蒔田明史教授(66)は「かなりの年月を経た開花とみられる。自然界の不思議に思いをはせてほしい」と話す。
スズタケは公園内の日本庭園にある階段沿い約20メートルにわたって生えている。丈は1~2メートルほど。稲のような黒い穂から黄色いおしべがぶら下がっている。本来は太平洋側で育つ植物で、県外から持ち込まれたと見られる。
蒔田教授によると、開花は1週間ほど続き、1カ月ほどかけて実をつけた後、夏ごろには根まで枯れる見通し。その後、再び現在の大きさに成長するまで数十年かかるという。
見つけたのは市内の無職、鎌田清英さん(65)と妻伸子さん(64)。散歩中に「変な植物がある」と知人を通じて蒔田教授に連絡した。4月20日ごろからつぼみがつき、5月5日には開花していたという。【猪森万里夏】
120年の寿命尽きる間際に咲く「スズタケ」 秋田の公園で開花
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120年に1度の光景「スズタケ」咲く 秋田市・一つ森公園 | 秋田魁新報
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秋田魁新報
スズタケ開花、120年に1度? 秋田市の公園、愛知の文献に記録:中日新聞Web
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中日新聞Web
120年に1度?の光景 秋田市でスズタケ開花
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