© iza 比嘉暢子(黒島結菜)と砂川智(前田公輝)。(C)NHK
あすの「ちむどんどん」6月28日OA第57話あらすじ 暢子(黒島結菜)に智(前田公輝)がアプローチ、和彦(宮沢氷魚)は… ( 2022/06/27 08:15)
沖縄のサトウキビ農家の次女として生まれ、沖縄料理に夢をかけるヒロインとそのきょうだいたちの姿を描くNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK総合など)の第57話が28日、放送される。
主人公の比嘉暢子を女優の黒島結菜が演じ、その家族として仲間由紀恵、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌が出演。語りをジョン・カビラが務める。タイトルは、沖縄の言葉で「心がドキドキする」を意味する。
沖縄が本土復帰した1972年、西洋料理のシェフになるという夢を抱いて上京した暢子は、「リトル・オキナワ」として知られる横浜・鶴見で沖縄県人会会長の平良三郎(片岡鶴太郎)と知り合い、就職先として、東京・銀座にある一流レストラン「アッラ・フォンターナ」を紹介された。オーナーの大城房子(原田美枝子)による入社試験をパスした暢子は、彼女の厳しい課題を乗り越え、料理人としてだけでなく、人間としても成長を遂げた。その後、房子が自身の大叔母であることが分かり、亡き父、賢三(大森南朋)が若かりしころ、東京で房子の店を手伝っていたことも明らかに。房子のなかで、暢子の存在が日に日に大きくなっていった。
© iza 比嘉暢子(黒島結菜)と青柳和彦(宮沢氷魚)。(C)NHK
77年、フォンターナで働き始めて6年目を迎えた暢子は、房子に指名され、ケガで入院した料理長、二ツ橋光二(高嶋政伸)に代わってシェフ代行に任命された。しかし、身の振り方が分からない暢子は男性ばかりの先輩たちから協力を得られずに苦戦。厨房は大混乱となり、その仕事ぶりに房子は「このままだとシェフ代行クビ」という厳しい言葉を投げかけた。
どうしていいかわからない暢子はアドバイスを求め、二ツ橋をお見舞い。そこで自分を推薦してくれたのが、二ツ橋だったことを知る。二ツ橋は暢子の技術とセンスを評価しており、「暢子らしさ」が発揮できれば、みんなが力を合わせることでフォンターナ全体の成長につながると考えていた。二ツ橋と家族の言葉を受け、自分の長所が「ありがとう」と「ごめんなさい」を大きな声で言えることだと気づいた暢子は謙虚になり、感謝や謝罪の気持ちを素直に表すことで同僚から信頼を獲得。無事にシェフ代行をやり切り、料理長の穴を埋めた。
© iza 青柳和彦(宮沢氷魚)と比嘉暢子(黒島結菜)。(C)NHK
ふるさと、沖縄・やんばるでは、育児が一段落した姉の良子(川口)が、教員として職場復帰することを望み、実家を説得できない夫、石川博夫(山田裕貴)に愛想を尽かし、比嘉家に戻ってきていた。その後、良子は再び教師として教壇に立ち、娘の晴海(三井絢月)と2人、実家で暮らしながら、博夫との新しい生活の形を模索していくことになった。
兄の賢秀(竜星)は千葉の養豚場に戻り、ケンカした猪野寛大(中原丈雄)の娘、清恵(佐津川愛美)に謝罪。ケンカの理由が清恵の縁談話だったが、賢秀が留守にしていた間に、清恵はどういうわけか見合い話を断っていた。寛大は「誰か気になる男でもいるのかねぇ」とつぶやいた。
第56話(27日放送)で、上京から丸6年がたった暢子は、房子と二ツ橋に見守られ、順調に料理人として成長していた。ある日、雑誌のインタビューを受けるなかで恋人の存在を聞かれ、「料理が恋人」と答えた暢子。結婚願望も全くないと強調した。
暢子への一途な思いを温めてきた幼なじみの砂川智(前田公輝)は、食品卸として上京以来の念願である独立起業の日が近づき、暢子にアプローチするべく、デートの店について、友人の新聞記者、青柳和彦(宮沢氷魚)と、彼の恋人で同僚でもある大野愛(飯豊まりえ)に相談していた。しかし、暢子はそんな智の気持ちにまったく気づいていなかった。
愛と2人きりで話した暢子。愛は子供のころからファッションに興味があり、パリで働くのが夢だったのだという。しかし、結婚して幸せになってほしいという両親の期待を裏切れず、自由に感じるまま生きている暢子がうらやましいと打ち明けた。暢子は愛がうらやましいと言い、お互いないものねだり。「今が幸せ」でこのまま暮らしたという暢子に愛は「変化は突然やってくる」と意味深につぶやいた。
ある日、和彦と愛が、愛の両親と一緒にフォンターナで食事会を開いた。暢子は、4人のテーブルに給仕している最中、彼らの話から和彦と愛の結婚が近いことを知り、もやもやした、今までに経験のない感情に襲われた。そして、愛の「変化は突然やってくる」という言葉を思い出した。
やんばるでは、良子と博夫の2人が別居状態。良子は、自分が働くことを博夫の実家が認めてくれない限り実家から帰らないと決めていたが、博夫がいつまで経っても実家の親たちを説得できないため、和解できずに過ごしていた。
第57話で、智が独立起業を果たし、それをきっかけに暢子へのアプローチを強める。
智とのデートを和彦に目撃された暢子の動揺が深まる一方、和彦の中でも、もやもやした気持ちが大きくなっていく。
© スポーツニッポン新聞社 連続テレビ小説「ちむどんどん」第57話。レストランにて。智(前田公輝)とデートの暢子(黒島結菜・左)(C)NHK
【明日28日のちむどんどん】第57話 暢子、智とのデートを目撃され動揺深まる、和彦の気持ちは…(スポーツニッポン新聞社 2022/06/27 13:00 )
女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は28日、第57話が放送される。
暢子(黒島)は和彦(宮沢氷魚)と愛(飯豊まりえ)が結婚に向けて動き出したことに、動揺してしまう。同じころ、智(前田公輝)は食品卸として上京以来の念願である独立起業を果たした。それをきっかけに智は暢子へのアプローチを強める。暢子は智とのデートを和彦に目撃されてしまい更に動揺が深まり…。更には、和彦の中でももやもやした気持ちが大きくなってしまう。
朝ドラ通算106作目。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、14年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだいの、本土復帰からの歩みを描く。
主題歌は沖縄出身の歌手・三浦大知が初担当。自身が作詞し、音楽プロデューサーのUTA(ユウタ)と共同で作曲した「燦燦(さんさん)」を書き下ろした。語りは、沖縄出身のジョン・カビラが務める。
【明日28日のちむどんどん】第57話 暢子、智とのデートを目撃され動揺深まる、和彦の気持ちは…
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ちむどんどん:早苗が久々登場「さらにステキになった」! 暢子も驚きの“結婚報告”も 「やっぱり沖縄の人がいいってなったのかー」
黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第57回が6月28日に放送され、ヒロイン・暢子(黒島さん)の親友・前田早苗...
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