© iza 比嘉暢子(黒島結菜、左)と二ツ橋光二(高嶋政伸) (C)NHK
13日スタート「ちむどんどん」第10週あらすじ 料理長の二ツ橋が突然「店を辞めるかも」と言い出し…( 2022/06/12 08:00 )
沖縄のサトウキビ農家の次女として生まれ、沖縄料理に夢をかけるヒロインとそのきょうだいたちの姿を描くNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土 BSプレミアム・午前7時30分~、NHK総合・午前8時~)。これまでの流れを振り返りながら第10週(13日~17日)のあらすじを紹介する。
主人公の比嘉暢子を女優の黒島結菜が演じ、その家族として仲間由紀恵、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌が出演。語りをジョン・カビラが務める。タイトルは、沖縄の言葉で「心がドキドキする」を意味する。
沖縄が本土復帰した1972年、西洋料理のシェフになるという夢を抱いて上京した暢子は、「リトル・オキナワ」として知られる横浜・鶴見で沖縄県人会会長の平良三郎(片岡鶴太郎)と知り合い、就職先として、東京・銀座にある一流レストラン「アッラ・フォンターナ」を紹介された。オーナーの大城房子(原田美枝子)による入社試験をパスした暢子は、下宿先がある鶴見と銀座を往復する忙しい毎日を過ごすようになった。
© iza 比嘉暢子(黒島結菜、左)と砂川智(前田公輝) (C)NHK
暢子は大の苦手だったホールでの接客に必要な基礎スキルを学ぶため、房子の命令で東洋新聞で雑用係として働き始め、そこで青柳和彦(宮沢氷魚)と再会。少年時代、沖縄に短期滞在し親交を深めた和彦は新聞記者になっていた。また和彦は沖縄について調べるため、暢子が下宿する鶴見の居酒屋「あまゆ」の2階に引っ越してきた。暢子は、東洋新聞で社会人としての教養や礼儀作法を身につけ、フォンターナに復帰。苦手だった接客を見事にこなす姿に、房子は成長を感じ取っていた。
第9週(41~45話)で、上京して3年目を迎え、前菜を任せられるまでになった暢子に、房子から再び命令が下った。それは、房子の知人、安孫子ヨシ(大島蓉子)が鶴見で営む屋台(おでん屋)の経営を立て直すというものだった。しかし、暢子がイタリア風にこだわった結果、おでんらしさがなくなってしまい客離れは加速。「迷子になったら、一回入り口に戻る」という三郎のアドバイスにも、暢子は「何が正解かわからなくて…」と頭を抱えた。次々と試練を与える房子に対し不満を爆発させる暢子。すると三郎は、実は房子も屋台から身を起こしていたことを暢子に打ち明けた。
© iza 比嘉暢子(黒島結菜) (C)NHK
その後、暢子は、親しい人たちとの交流のなかでヒントを見出し、料理の基本に立ち返り、豚の出汁を使ったことで客足が回復。沖縄料理の代表的食材の1つである足てびち(豚足)も好評を博し、屋台は連日大盛況となった。房子もその味に太鼓判。フォンターナ復帰を許され、前菜担当を任されたうえ、まかない当番に入ることも決まった。
一方、ふるさとの沖縄・やんばるでは、結婚した長女の良子(川口)が実家に戻ってきた。良子は、家事と育児に非協力的な夫、石川博夫(山田裕貴)に不満を抱いていた。博夫は比嘉家を訪れ、妻に謝罪。妻と娘の3人で暮らしたいと訴えて仲直りした。長男の賢秀(竜星)は、怪しいビジネスで暢子たちに迷惑をかけたことを謝り、かつて働いていた千葉の養豚場に戻って地道に働き始めた。
第10週のサブタイトルは「あの日、イカスミジューシー」(46~50話)だ。
暢子がフォンターナに勤めて4年ほどが過ぎた。料理長の二ツ橋光二(高嶋政伸)は温厚で確かな技術を誇る厨房の中心人物で、暢子は尊敬の念を抱いていたが、そんな彼が突然「店を辞めるかも」と言い出し、房子もなぜかそれを止めようとしない。
やんばるの実家では、三女の歌子(上白石)の体調不良が続き、母の優子(仲間)は、ある決意を固め…。
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