peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町摺沢のサルビア・レウカンサ 2016年10月29日(土)

2016年10月29日 | 植物図鑑

2016年10月29日(土)、一関市大東町摺沢一関市立大東図書館の道路を挟んだ斜め向かい側にある民家の庭に数株植栽されているサルビア・レウカンサ(アメジストセージ、メキシカンブッシュセージ)が、赤紫色の花を沢山咲かせていました。

 サルビア・レウカンサ シソ科 サルビア(アキギリ)属 Salvia leucantha

別名:アメジストセージ、メキシカンセージ。中央アメリカ原産の半耐寒性宿根草。草丈:50~200㎝。花序高:10~20㎝。開花期:9~12月。

特徴:短日性で秋に開花。萼紫色のビロード状で、花弁紫か白色。育て方:日なたと水はけのよい用土を好む。水切れに弱いので天候に応じて水やりが必要。6月に切り戻すと草丈低く開花。寒さに弱いが南関東以西で庭植えできる。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]


一関市立大東図書館「文学の旅」(その4)歌枕の地「おもわく橋」&「野田の玉川」 2016年10月25日(火)

2016年10月29日 | バスツアー

2016年10月25日(火)、一関市立大東図書館(一関市大東町摺沢字新右エ門土手12-2、鈴木英也・館長)主催の「平成28年度・大東図書館文学の旅」。

 東北歴史博物館(宮城県多賀城市高崎1-22-1)の見学を終えて、13:30時出発。4番目の見学地である歌枕の地「野田の玉川」&「おもわくの橋」に向かいます。

(上2つと下)’間もなく「おもわく(思惑)の橋」を渡ります’というガイドの声がありましたので、前方を注視していたら、橋の欄干が見えてきました。歌枕「野田の玉川」に架かる橋で、前九年の役で有名な安倍貞任が恋人と待ち合わせたという伝説から「安倍の待橋(まちばし)」とも呼ばれるそうです。(バスの車窓から)

(上と下)国道45号線を走行中、多賀城市伝上山歩道橋に「ここから過去の津波浸水区間」と表示されていました。2011年3月11日の東日本大震災の時、冠水したそうです。下の川を遡った海水が襲来したのでしょう。

 

 (上)143号線に入り、多賀城市図書館を目指します。13:45時多賀城市図書館が見えてきました。

 

(上)多賀城市図書館。(下)すぐ近くにあるJR多賀城駅

 


一関市立大東図書館「文学の旅」(その3)宮城県多賀城市「東北歴史博物館」 2016年10月25日(火)

2016年10月28日 | バスツアー

2016年10月25日(火)、一関市立大東図書館(一関市大東町摺沢字新右エ門土手12-2、鈴木英也・館長)主催の「平成28年度・大東図書館文学の旅」。

 3番目の見学地である宮城県多賀城市東北歴史博物館(宮城県多賀城市高崎1-22-1)には12:15時到着。大会議室をお借りして古代米の幕の内弁当をいただきました。食事の後、特別展示室で開催中の「特別展・日本人とクジラ」から見せていただきました。私は、何度も来ているので、この特別展だけに集中して観てきました。

 第1章 生物としてのクジラ、第2章 捕鯨の歴史、第3章 クジラの利用、第4章 描かれたクジラ(合計202点)に分けて展示していましたが、何れも見応えのある展示でした。この特別展の図録(800円)ミュージアムショップで販売されていたので、一度出て図録を購入して、図録を参照しながら再度じっくりと観てきました。 (予定通り13:30時出発)


宮城県多賀城市のウバユリ(姥百合) 2016年10月25日(火)

2016年10月28日 | 植物図鑑

2016年10月25日(火)、一関市立大東図書館(一関市大東町摺沢字新右エ門土手12-2、鈴木英也・館長)主催の「平成28年度・大東図書館文学の旅」。

 2番目の見学地である芭蕉「奥の細道」の歌枕の地・宮城県多賀城市多賀城碑(壺の碑)にの傍に、群植されたウバユリ(姥百合)と思われる植物が、果実を沢山付けていました。 

 ウバユリ(姥百合)ユリ科 ウバユリ属 Cardiocrinum cordatum

花の咲く時期には根元の葉が枯れるものが多いので、「葉がない」「歯がない」に懸けたものという。山野の湿った草地や林の中に生える多年草。地下に白い鱗茎があり、鱗茎が成熟して大きくなると、太い茎が伸びて花を咲かせる。この頃にはその株の鱗茎は消滅し、傍に新しい鱗茎が生まれる。茎は中空で、高さは60~100㎝。葉は茎の下部に数個集まってつき、長さ15~25㎝の卵状楕円形で、基部はハート形。単子葉植物の中では珍しく、脈は網状で、長い葉柄がある。7~8月、茎の上部に緑白色の花が数個横向きにつく。長さ10㎝ほどで、先はあまり開かない。花はユリのような派手さはないが香りが良い。果実長さ5㎝ほどの蒴果(楕円形)で熟すと3つに割れる。種子は三角形で周囲に広い膜があり、風に乗って飛ばされる。

 本州の中部地方以北と北海道に分布する変種のオオウバユリvar.glehniiは、ウバユリより大形で、高さは1~1.5mになり、葉は丸味がある。花の数も多く、普通10~20個つく。分布:本州(関東地方以西)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


一関市立大東図書館「文学の旅」(その2)多賀城碑(壺の碑) 2016年10月25日(火)

2016年10月27日 | バスツアー

2016年10月25日(火)、一関市立大東図書館(一関市大東町摺沢字新右エ門土手12-2、鈴木英也・館長)主催の「平成28年度・大東図書館文学の旅」が、市の借り上げ研修バス(バス借り上げ料、高速代は市負担)を使って実施されたので、妻と共に参加しました。

 初めの見学地は①映画「殿、利息でござる」の宮城県大和町吉岡宿。次は②芭蕉「奥の細道」の歌枕の地・宮城県多賀城市。東北道大和ICから入り、仙台北部道・多賀城ICを出て、多賀城碑(壺の碑)に着いたのは11:22時(予定は11:30時)。

(上と下)バスが停車した多賀城碑(壺の碑)のある南門跡から道路を挟んだ向かい側に多賀城政庁跡入口があり、真っ直ぐ上の高台に政庁跡が見えました。(今回は割愛)

(下)つぼのいしぶみ道標:享保14年(1729)、奈良の墨専門店古梅園の当主・松井和泉掾元泰をはじめ頓宮仲左衛門、越後屋喜三郎によって建てられという。壺碑までの距離や道を記しており、元は市川橋のたもとにあったそうです。

 

多賀城碑(壺の碑):平城京などから多賀城までの距離、多賀城の創建や修造について刻まれた多賀城修造記念碑で、天平宝字6年(762)12月1日に建立されました。高さ248㎝、最大幅103㎝で花崗岩質砂岩という非常に硬い石材が用いられています。

 多賀城南門跡近く、ほぼ真西を向き、下部が約50㎝埋められた状態で垂直に立っています。江戸時代の初めに発見されたといわれ、すぐに歌枕「壺碑(つぼのいしぶみ)」の名で呼ばれたことから有名になりました。多賀城と古代東北の解明にとって重要な歴史資料として、平成10年6月30日、国の重要文化財に指定されました。 

(上)多賀城碑(壺の碑)の見学を終えて、次の目的地・東北歴史博物館に向かいます。11:57時(予定12:10時)