peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩町磐清水のヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡) 2017年9月13日(水)

2017年09月16日 | 植物図鑑

2017年9月14日(木)、一関市千厩町磐清水国道456号線沿いに生えて

いるヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)が、黒紫色に熟した果実を沢山付け

ていました。まだ緑色の実やも咲かせていました。 

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属 Phytolacca americana

北アメリカ原産の多年草で、「アメリカヤマゴボウ」とも呼ばれる。明治初期に

日本に入り、現在では空き地や道端などに雑草化している。茎は太くて赤味を帯

び、高さ1~2mになる。葉は長さ10~30㎝の長楕円形。6~9月、わずかに紅色

を帯びた小さな白い花が長い穂になって多数つく。は直径5~6㎜で、花弁はな

く、花弁状の萼片が普通5個ある。果実は直径約1㎝の扁球形で、黒紫色に熟す。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市千厩町清田のソバ(蕎麦) 2017年9月14日(木)

2017年09月15日 | 植物図鑑

 

2017年9月14日(木)、一関市千厩町清田国道284号線沿いの畑で栽培されている「秋ソバ」と思わ

れるソバ(蕎麦)が、を沢山咲かせていました。

 ソバ(蕎麦)タデ科 ソバ属 Fagopyrum esculentum

中央アジア原産の一年草。種子を播いた後、2カ月余りで収穫でき、痩せ地に育つので、かつては凶作

のときなどによく利用された。初夏に種子を播いて夏に収穫する「夏ソバ」と、夏播いて秋に収穫する

「秋ソバ」がある。高さ60~100㎝。茎は中空で、三角形の葉が互生する。または淡紅色で小

さく、茎の先や葉のつけ根にかたまりになってつく。果実熟すと黒褐色になる。種子を挽いてソバ粉

をつくる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


一関市千厩町磐清水のオオケタデ(大毛蓼) 2017年9月14日(木)

2017年09月15日 | 植物図鑑

2017年9月14日(木)、一関市千厩町磐清水国道456号線沿いにある民家の前に植栽されている

オオケタデ(大毛蓼)が、紅紫色(濃ピンク色)の花を沢山咲かせていました。

オオケタデ(大毛蓼)タデ科 タデ属  Polygonum orientale

別名:ベニクサ(紅草)。中国南部、東南アジア原産の非耐寒性一年草。江戸時代から観賞用として栽培

されているが、現在は道ばたや荒れ地、河原などに野生化しているものが多い。茎や枝、葉などに毛が多

く、全体に大形なのでこの名がついた。高さ1~2mは互生し、長さ10~20㎝の卵形で、基部はハ

ート形。花期8~11月。花穂は長さ5~12㎝で、淡紅色の小さな花が密につく花の色が濃い紅紫色のも

を「オオベニタデ」として分ける考えもある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&実業之

日本社発行「花のいろいろ」より]


陸前高田市矢作町のオオセンナリ(大千成) 2017年9月13日(水)

2017年09月14日 | 植物図鑑

2017年9月13日(水)、陸前高田市矢作町国道343号線沿いにある民家の入り口に植栽されている

オオセンナリ(大千成)が、青紫色の花ホウズキのような実をつけていました。 

オオセンナリ(大千成)ナス科 ニカンドラ(オオセンナリ)属 Nicandra physaloides

別名:センナリホオズキ(千成酸漿)、アップル・オブ・ペルー。

ペルー原産の一年草で、日本へは江戸時代の末期に渡来した。逸出したものが日本全国で野生化している。

夏から秋にかけて薄青色の花を咲かせる。ホウズキ(酸漿・鬼灯)のような形をしている。有毒植物

なので食べられないが、切り花ドライフラワーなどに用いられる。また、ハエ(蠅)が嫌いな匂いを出

すゴミ箱やトイレの近くに植えられる。草丈:50~100㎝。花径:2.5㎝。花色:薄青。開花期:7~9月。

葉長:5~15㎝。[下記Webサイトより] 

https://minhana.net/wiki/%e3%82%aa%e3%82%aa%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%83%8a%e3%83%aa(%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%83%8a%e3%83%aa%e3%83%9b%e3%82%aa%e3%82%ba%e3%82%ad)[オオセンナリ:みんなの花図鑑]

https://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-oh-sennari_large.html [オオセンナリ:かぎけんWEB]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_2103.htm [オオセンナリ:四季の山野草]


陸前高田市矢作町のヒガンバナ(彼岸花) 2017年9月13日(水)

2017年09月13日 | 植物図鑑

(上)国道343号線矢作川。左側に分岐する古い道がありました。

2017年9月13日(水)、陸前高田市矢作町国道343号線沿いの田圃の土手に群生するヒガンバナ

(彼岸花)が、真っ赤な燃えるような花を沢山咲かせていました。後数年経てば、土手一面を覆い尽くす

のではないかと思います。

 ヒガンバナ(彼岸花)ヒガンバナ科 リコリス(ヒガンバナ)属 Lycoris radiata

秋の彼岸の頃に花が咲くことからこの名がある。「マンジュシャゲ(曼殊沙華)」ともいう。中国原産

多年草で、群生することが多い。花期9~10月。花茎高さ30~50㎝になり、先端に朱赤色の花

が多数集まってつく。には長さ4㎝ほどの細い花びらが6個あり、強く反り返っている。雄しべと雌し

べは花の外に突き出る。花が終わった晩秋にが伸び出し、越冬して翌年春には枯れてしまう。葉は光

沢のある深緑色で厚く、長さ30~60㎝の線形。有毒植物だが、鱗茎を磨り潰して、水でよく晒せば食用

になる。昔、飢饉のとき利用した。分布:日本全土。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]