WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

ベランダ露天風呂♪

2007-06-10 | よしなしごと

完成♪
には、まだホースが足りない。
バケツに6杯お湯を運ぶのは大変だ!!
できればホースはシャワー付きにして、身体も洗いたいもんだなあ(^_^;)
しゃがむと死角になって、どこからも見えないのよねん♪
でも、Takは、一応水着を着て入りました。
常識人だ…
しょうがないから私もキャミを着て入りました。

湯船に寝そべると、手すりの向こうは空だけ。
今日は入道雲がもくもく育っていくのをのんびり眺めました。
最高~~!!

              
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少年の心の「魔」 3

2007-06-10 | 教育ママ日記

先日、PTAの役員会で、校長先生が挨拶し、その後、新年度初めての会だったこともあり、全員が自己紹介をしました。そのときに、ひとりのお母さんが、自己紹介がてら、校長先生に質問をしました。
「時々、近所で、とっくに学校の授業が始まっている時間に、小学生が飴をなめながらひとりで登校していたり、中学生が公園で煙草を喫っているところに出くわすことがあります。どうしていいかわからず黙って見過ごしてしまうのですが、こんな時には、どうしたらいいのでしょうか。」

「まず、『おはよう』と声をかけてあげてください」

校長先生は、まず、お母さんの、地域の子供に向けられた心に感謝を述べてから、このように即答されました。
私は、一瞬でこの校長先生を、ますます大好きになりました。
(以前からいい人だ~~と思っていたのよ)

どこの地域でもそうだと思うけれど、うちの校区でもかなり挨拶運動に力を入れています。親はもちろん、地域ぐるみであいさつ運動を推進しましょうというもの。子供達は、よく挨拶をしてくれます。Takも、エレベーターやマンションの敷地内で会った人には、進んで挨拶をしているし、通学途中でも、小学生と中学生が、すれ違いざまに挨拶をする微笑ましい姿も見られるとか。ちゃんと地域に浸透しているんだな、それも子供達から広がって…と、感心しています。
この挨拶運動、ひとことで清清しい気分になれる即効性ももちろんですが、本当に子供たちの心に実を結ぶのは、きっと、ずっと経ってからなのでは。
挨拶は、いわば「種蒔き」だと思います。

この校長先生だったら、あの少年にどう接しただろうな。

「かわいそうだから生き物に乱暴はやめなさい」
と言わなくても、自分から近づいてきた子供と一緒に座ってのんびり話をしたり、遊んだりすれば、彼はその間、「乱暴」はしないのです。とても簡単なこと。
千切れて散乱した蔓も、いろんな話をしながら、一緒にすぐそこのゴミ箱に捨てにいけばよかった。私は、Takと同世代のこの少年に「自分でやらせなくちゃ」と思ってしまったけど、ここでひと呼吸おいて、地域のおばちゃんの立場になれば、自分の子育てに対しても立ち止まって、深呼吸することができるってもんです。

親は近視眼的になるのが当たり前。その場で不都合なことをしたら、「ダメ」と叱ってやめさせるのは当たり前。いろいろ理想はありますが、「この場合しょうがない」ってのがあるのも現実。
「ダメ」といえば、たいていの子供はその場で止める。でも、これは対処療法。
「魔」を摘み取るのではなく、種を蒔く。水をやる。それがぐんぐん育っていけば、「魔」は、自ずと消えて失くなる。だってそれは、もともと恐れや孤独や不安の心がつくった「幻」。
そういう接し方は、親じゃないほうが、簡単にできることなのかも。
「役割分担」というのがあるんだな。親には親、家族には家族、地域には地域の。

「この子の親はどんな育て方をしているのだろう」と、他人の子供を心で突き放し、親を心で非難するのはやめましょう。

親には難しいけど、他人には容易い子供の見守り方、接し方ってのがあると思う。
通りすがりの人の一言が、一生心に残るということもある。親だけが子供を育てているのではないのです。
実際に私は、Takを育てることについて、どれだけ周囲の友達や、保育園や学校の関係者の方々にお世話になってきたことでしょうか。
「母子家庭」ということで、私は、偏見よりもむしろ理解やあたたかい眼差しや協力を、どれだけいただいてきたかわかりません。
Takは、ほんとうにたくさんの人に育てていただいていると思っています。

子供達との出会いも一期一会。

あの少年との出会いも私にとっては、いろんなことを考えさせられた、忘れられない出会いでした。
子供だってたくさん出会いのひとつひとつを憶えてはいなくても、暖かい出会いやふれあいが心の栄養になって成長していくに違いないのです。
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