WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

キャンドル・ナイト

2007-06-23 | よしなしごと
夏至の夜は電気を消してキャンドルナイト…

一昨日、Takが学童から、環境問題、地球温暖化問題のことを、小学生にもわかるような平易な言葉で、まんがも取り入れながら訴えている新聞を持って帰ってきました。 キャンドルナイトのキャンペーンのことも掲載されていました。
今の暮らし方をそのまま続けていくと、10年後、20年後…にどんな恐ろしいことになるか、それを防ぐために、今ならまだ間に合う。今できることは何か…ということを、わかりやすく解説したものでした。
ひとことでいうと、「節約」。
これ、ウチの常識ってことばかりだったわ(^_^;)
ウチは今、収入が極端に少ないので、そうせざるを得ないのです(^_^;)

モノの豊かさ、便利さに馴れてしまった人々が、地球全体の抱えている状況をどう受け止めて、それぞれが何をするのか…って、ちょっと考え込んでしまいました。

オトナより、子供のほうがよほど純粋で、ほんとに自分がこれから生きていく未来のことには真剣なような気がする。
小学校中学年以上向きという感じで、少し2年生には難しい言葉もあったので、Takに説明しながら読んできかせたら、ものすごく真剣に受け止めていました。日ごろから、「モノを大切に」「なるべく毒のはいっていない食べ物を選ぶ」「なるべく近くの畑でとれた旬のものを食べる」「ゴミをちゃんと分けないで捨てるとダイオキシンが出る」「ダイオキシンは猛毒」などどいうことを、そんなにくどくど言い聞かせている訳じゃないけど、なにげない会話のなかで出てくるこれらのことが、どこへ繋がっていくのかが、彼なりにわかったようで、子供なりにとっても深く納得したようでした。

学童ではその新聞をひとり2部ずつ貰ってきて、1部は、お友達にあげましょうということだったようなのですが、本当に大事なことが書かれている、知らせなくては、誰にあげようかと真剣に考えていました。

さて、キャンドルナイト。

わが家にあるキャンドルは6本。
シックなキャンドルスタンドも実はあるのです♪
夕飯のメニューは、小松菜炒めや、大根&豚バラの炒め煮…などなどいつもと変わらずですが、電気を消してキャンドルの明かりにしたとたん、リビングが別世界に…

窓を開けると、夜が、部屋の中に入ってくる。

地球儀や、フォトスタンドや、譜面台や、、、「もの」の影が、くっきりと浮かんで、存在を静かに語りかけてくるかのようです。

静かでスローで、とってもいい時間でした。
Takは、この日をとても楽しみにしていたのですが、キャンドルのゆれる明かりにみとれているうちに、20分後には、椅子に座ったまま、小さないびきをかいて、寝てしまいました(*^_^*)
そうか、子供は寝るんだ。

キャンプの夜のことを思い出しました。
達人に連れていって貰ったキャンプの夜。
ラムカレーを作って、スコッチを飲みながら、ランタンの明かりだけで過ごした夜。
「夜」を肌で感じる、「時の流れ」を肌で感じる…
世界は「昼」と「夜」が綿々と続いていくことを、普段は忘れて生活しているんだなあ…
そして、世界の半分の「夜」がもたらしてくれるものの大きさ、深さ。
キャンプにいかなくても、キャンドルナイトは思い出させてくれます。

ほんとうに大切なものや人のことが心に浮かんでくる時間…

ゼヒ、お試しください。
Comments (9)
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