ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

▲閉店【食】Carreau-Diamond [いろいろ@洞爺湖]

2008年03月17日 22時15分21秒 | 外食記録2008
▲閉店 ホームページによるといつの間にか閉店したらしい [2011.12.7記]
Carreau-Diamond(カローダイヤモンド)[いろいろ@洞爺湖][HomePage][食べログ.com]
2008.2.24(日)11:45入店(初)
注文 ランチコース 冬風(Winter Breeze)5000円×サービス料10%×消費税5% = 5775円

★ホワイトデー企画第一弾! 前出記事にて『お返しは【外食記録】のネタ収集を兼ねて、とっておきの店へご招待~♪』なんて書くものだから……と、いうわけで、A様と洞爺ウィンザーホテルへ食事に行ってきました。
・ウィンザーホテルについて下調べしたところ、有名な高級フランス料理店『ミシェルブラス』(高すぎてとても無理)以外にもいろいろレストランがあったので、まだ手の届きそうなこちらの店(ベトナム料理)をチョイス。しかし、サミットで話題の場所なのでもう予約でいっぱいなのではないかと、半ばダメモトで問い合わせてみたところ、意外にもあっさり予約がとれてしまいました。ついに、噂のウィンザーホテルへ足を踏み入れることに。
・ベトナム料理と言われても、ほとんど馴染みがありません。記憶を手繰ってみると、札幌大丸の上階のそれらしき雰囲気の店で食事をしたことがあるようなないような。

・当日は雪はそう降らなかったもののとてつもない強風。「牧場のアイスの」レークヒルファームそばのホテルへ続く専用道についてみると、地吹雪のために交通規制がしかれ対向車が通り過ぎるまで5分ほど待たされました。はるか遠くに見えるのが目的地のホテルです。通行OKの合図で行列をなしてグネグネ坂を登るも、ときどき雪で視界ゼロになる瞬間が。雪にタイヤをとられながらもやっとの思いで辿りつく。

・ホテル玄関。自分で駐車場に停めるのではなく車は玄関乗り捨てで、ホテルの係の方が移動してくれます。防犯対策として検問などで車を調べられたりするのではないかと思いましたが、そういうことはなく、パトカーが玄関先に一台停まっているだけでした。なんだか拍子抜け。
 
・玄関をくぐると香水でもまいたようないい香りが。アロマテラピーというやつか。キョロキョロと田舎者まる出しで店を探す。建物内部の雰囲気に圧倒されっぱなしです。フラフラと1階奥へ進むとそれらしき入口を発見。ドキドキしながら入店。
 
・ホールの主任らしき、女性の店員さんに案内され席へ。この店員さん、五ヶ国語くらいはペラペラです、というような知的な雰囲気の漂うとっても感じの良い方でした。
・店内はベトナム風(なのか?)の内装。それにしても客がいない! 入店した時点で私達のほかは一組だけでした。わざわざ予約の電話を入れる必要あったのだろうかと思いましたが、後から考えてみると、この前日と当日は天候が大荒れで飛行機が軒並み飛ばずに大混乱の日だったので、相当な数のキャンセルがあったのではないかと思います。私達が例外的にホテルに辿り着けた客だった模様。

・店は1階で洞爺湖を眺め下ろすような位置ではありませんでしたが、窓からは絵葉書のような景色が。

・水。後から思えば、ここでしか飲めない何かを注文しとけばよかったかと。
  
・生春巻き3種 : 左の写真は三種の薬味。左から魚醤、塩、チリソース。三つの生春巻きの具はそれぞれ、エビ、地鶏、鱈。単品だとこちらのメニューは2100円。一本700円……ゴクリ。いかんいかん……つい貧乏人の計算を。具材の味はあまり印象に残らず、薬味は甘辛いチリソースがいい感じ。巻いてある皮が、通常口にするものよりずっと薄くてしかも弾力がある初体験の皮でした。
 
・オホーツク産真鱈と帆立貝柱の長芋とろりあんかけ : 海産物の揚げ物。帆立がナマ(刺身)と火の通った物の中間の状態で不思議な食感です。実家にいるときはよく食べさせられたとろろ芋もこうして食べると、高級ソースに様変わり。
 
・ハーブポークバラ肉と十勝豆色々煮込み : 東洋風味な独特のソースがかかった超高級な豚の角煮。これはたまりません。とっても美味しかったのですが、肉の味よりソースの味がちょっと勝ち気味。豆はただの豆ではなく、とっても甘くて美味しい豆でした。
  
・豆腐干と彩り野菜のフォー : "フォー" という料理の存在を今回初めて知りました。お米でできたうどんなのですね。他との比較ができないのですが、ものすごく上品な味のスープでした。小食な女性ならこれ一品で一食分満足になるほどの量です。高級店でも使うのは箸なのでなんだか落ち着きます。
 
・デザート : スプーンが何故か二つ用意され、「なんでだろう??」と思ったら、『温かい牛乳プリン』と『巨峰シャーベット』の、"温" と "冷" の二つのデザートが。これはおもしろい趣向。牛乳プリンが優しい味でした。デザートにはあまり期待していなかったのですが、これは一本とられた気分です。

・ジャスミン茶 : おかわり自由。ごちそうさまでした。
・食べ終わるころになっても、私達のほかの客は2~3組だけ。悪天候だったとはいえ、ここまで少ないのはなんだか不思議です。
・ウィンザーホテルへの入館料も含めてこの価格だと思うと、決して高くはない内容の料理で満足でした。また別な店も開拓したいです。
・一発目からこんな究極のシチュエーションだと、次にプレッシャーがかかりますね。先が思いやられる。。。

  
  
  
コメント
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