紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

雪山のひみつ基地

2004-12-01 21:31:24 | 1・作品紹介
雪山を舞台にして書いた、4作目の本。

 1989年12月

 絵・ふりやかよこ

 講談社(絶版)

 小学上級から


「養護施設、杉の子学園の子どもたち3人が家出した。
行き先は、新潟県の山の中。
1台のまきストーブが頼りの山小屋で、子どもたちは身をよせあい、生まれてはじめての雪山暮らしに興奮する…。」
小学上級から。


◆この本に関するBlog→雪国ですごす

◆書評→週間読書人

パパさんの庭

2004-11-09 06:42:12 | 1・作品紹介
私の3作目の本です

 1989年7月

 絵・黒井健

 講談社(絶版)
 
 野間児童文芸賞受賞


「家の事情で、ひと夏をカナダのバンクーバーの見知らぬ家ですごすことになった小学5年の洋平の物語。初めはふてくされていたが、パパさん、ママさんとよばれる日系移民の老夫婦との出会い、少しずつ変わっていく。」


◆この本に関するBlog→パパさんからの手紙
 カナダ取材旅行 

◆野間児童文芸賞・授賞式の記事→週刊読書人 

◆書評→図書新聞

最後の夏休みーはじまりの一滴をめざしてー

2004-10-18 12:13:30 | 1・作品紹介
この本は、近所のくすの木少年団の活動をベースに生まれた本です

 1999年11月発売

 絵・佐藤真紀子

 あかね書房

 小学上級から


「ぼくたちの出会いは多摩川からはじまった。夏休みの3週間前、突然決まった幼なじみの引っこしに二郎たちは大ショック!!彼のためにお別れ会をしようと、多摩川の源流をたどるキャンプの計画をたてる。はじめて子どもだけで実行するキャンプはどのような展開に・・。」


◆この本に関するBlog → あの時に見た多摩川 多摩川とのかかわり

◆こどもの本 「物語が生まれる瞬間(とき)」 

◆少年少女新聞 「本よんでね」

神さまの木ーセコイアの森の家族ー

2004-09-22 10:18:42 | 1・作品紹介
私の好きな巨木の森の話しです。

1993年4月

 絵・浜田桂子

 講談社(絶版)

 小学上級から


「絵かきの母さんと千夏は、ロサンゼルスに住む知り合いの招待で、楽しいアメリカ旅行をする…はずだった。
ところが空港で待っていたのは、知り合いのむすこのジョージだけ。
成りゆき上、三人でジャイアントフォレスト〈巨大な森〉のキャビンに泊まることになったが・・。」


「2500年以上も生きているという、ジャイトフォレストでもいちばんの巨木“シャーマン将軍”の前で、母さんは長いあいだ立ちつくしていた。その目にはうっすらとなみださえうかべて。そして、やがて、この木が母さんに生きる力をあたえてくれたのだと、千夏たちに語りはじめた。・・・本文より」
★この本に関するBlog → 「神さまの木」のこと 

★神さまの木「あとがき」

緑色の休み時間

2004-07-28 14:18:56 | 1・作品紹介
私の二作目の本です。

 1988年5月

 絵・いせひでこ

 講談社(絶版)

 小学上級から

 第35回青少年読書感想文コンクール課題図書


「風に緑のにおいのするイギリスの夏。
広い広い農場で、広太は青い目の少年に出会つた。
ことばは通じなくても、ふたりはいっしょに山に登り、自転車をのりまわし、わすれられない夏をすごした…。」


◆この本に関するBlog→イギリス取材旅行

            イギリスの旅の写真から

◆書評→静岡新聞

けやきの木の下で

2004-06-22 07:07:50 | 1・作品紹介
私の唯一の絵本作品です。
子どもの頃、いつもこの「けやき」の木の下で遊んでいました.

 1994年5月

 絵・鈴木まもる

 PHP研究所(絶版)


「おばあさんの庭のけやきは200歳。たくさんの思い出がつまったこのけやきの木が、都合で切りたおされることになった。
なんとか、この大木の“いのち”をつなげたいと、おばあさんは、考えて考えて、ある日、一まいのかんばんをたてました…。」


★この本に関するBlog → 「けやきの木の下で」ができるまで

汽車にのって

2004-06-17 09:22:47 | 1・作品紹介
 1996年11月

 絵・中釜浩一郎

 講談社(絶版)


♪汽車にのって(汽車にのって)アイルランドのようないなかへゆこう♪

「合唱コンクールを前にとつぜん声を失ったショックから心をかたくとざしてしまった千草(ちぐさ)を、卓おじさんは強引に旅行にさそう。その旅の目的地は、亡くなった父さんが愛した国・アイルランドだった……。」


ぼくらの夏は山小屋で

2004-06-10 06:44:38 | 1・作品紹介
私の最初の本

 1986年8月

 絵・ふりやかよこ

 講談社(絶版)

 講談社児童文学新人賞

 野間児童文芸推奨作品賞受賞


「登山が大すきな子どもたちは、夏休みのほとんどを山小屋ですごすことになって、大喜び。食事作りもそうじも、みんな自分たちで、とはりきっていた。高校教師である隊長が留守の日、子どもたち7人は三隊に分かれ、沢登り・山登り競争を始めた。ところが、とんでもない事故にまきこまれてしまう…。」


◆書評→季節風 毎日小学生新聞


卒業旅行は北国へ

2004-05-24 06:36:54 | 1・作品紹介
二年半ぶりに新刊が出ました。

 2004年4月発売

 絵・伊藤秀男

 ポプラ社


「小学校を卒業した春休み洋太は、親友・和樹とそのいとこ・千晶と旅行にでることになった。子どもだけで気ままに過ごす楽しい日々。だが、洋太には、その旅行にもう一つ目的があった。それは、自分のルーツを探すことだった。自分にそっくりだという祖父。洋太は、生まれてから一度も、その人に会ったことがなかった。でも、今なら会える。…自分のルーツを探す旅が、今、始まった。」


★この本に関するBlog → しみじみと嬉しい 嬉しいお便り