紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

雲取山(2017m)に登ってきました! その1

2005-11-07 14:16:38 | 3・山の日記
昨日、一昨日と、泊まりがけで雲取山から石尾根を縦走。
晩秋の静かな奥多摩の山々を楽しんできた。
今回一緒に行ったのは、良流娯さん。かなり昔からの友人で、今は連句仲間、ホイッスルの山仲間でもある。

■初日、雲取山まで

奥多摩の駅から、鴨沢に行くバスは、一日何本も出ていない。
そのため、8:30のバスが増便され、2台同時に出た。

9:15分、鴨沢から登り始めた。
山道に入って、少し登ると、秋の山という感じがしてきた。落ち葉をカサコソと踏みながら、登る。やっぱり、一年に一度は紅葉、黄葉の山を楽しみたいなあと思う。

初日は、雲取山に登るのがメインなので、七ツ石山はパスして、巻き道をブナ坂まで行ってもよかったが、以前に良流娯さんも、私も泊まったことがある七ツ石小屋を見たいので、巻かずに行った。

七ツ石小屋の前でちょうど昼になり(12:15)、小屋の横の日だまりで、湯をわかして、みそ汁など飲む。フランス人の一行と一緒になり、クッキーなどもらう。すごく健脚なグループだった。

 

小屋は、以前と同じらしいが、きれいになっていた。
小屋のファンの人が、いろいろ修繕やらペンキ塗りやらしてくれるそうである。
前に泊まったのは、子どもたちが小学生の頃で、くすの木山の会の人たちと一緒だった。その時の写真を見ると、その日は雨だったらしい。

昼ご飯のあと、七ツ石山(1747m)山頂が1:15。
上から見おろすと、気持ちのいいスロープが広がっていて、その日の目的の雲取山が、右の一番上に見える。(写真右)

 

実際に下におりてみると、なだらかな幅の広い尾根で、歩きやすい。山登りをする人だけでなく、ランナーもけっこういて、ランニングシューズで走っている。マウンテンバイクを走らせているグループもいる。
いろんな楽しみ方ができる山域のようである。



最後の急坂を登って、雲取山頂(2017m)に着いたのは、3:10。上から来た方をみると、翌日縦走する、鷹ノ巣山などが、ずっと見える。長そうである。




雲取山荘に着いたのは、4:00。ほぼ予定通り。
ストーブの前で、早速ビールでカンパイ! 近くにいた岩手県盛岡から来ていた二人連れと知り合いになり、一緒に夕飯までお酒を飲み、東北の山々の話しなどして楽しんだ。




それにしても、そんなに遠くから、わざわざ東京の雲取山まで登りに来る人がいるので、驚いた。
日本100名山の威力だろうか?

山小屋付近の温度は、2度。外はかなり寒かったが、部屋の中は温かく快適だった。

計画表

◆雲取山(2017m)に登ってきました! その1 その2