紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

中国の旅・5

2007-08-16 10:02:06 | 5・旅の日記
■大同で

8月4日(土)、朝6時頃起きて、古賀さんと二人で大同の街を散歩する。
朝市をやっていたので、桃を買う。




たくさんの人であふれ、活気がある。公園では、とてもきれいとは思えない池に入って、そんな朝早くから、みんな泳いでいる。グループで太極拳をする人もいる。



大同に移動した頃から、そろそろ疲れも出て、みな次々におなかの調子が悪くなる。
午前中も、一人ホテルで休んでいて、残りの人たちで、行ったのが善化寺。




華厳寺。




九龍壁。
「大同は龍壁の故郷とも言われ、明清時代に作られた龍壁は5個所に残っている。その中でもこの九龍壁は、皇帝のシンボルである龍が、中国で最も偉大さを表す9という数で並べられている貴重なものである。1392年、明朝の初代皇帝朱元璋の第13子朱桂代の王府前に建てられ、邸宅は焼失したが、九龍壁と呼ばれる照壁だけが残った。」山西省のホームページより。



そして、昼ごはん。
なぜ、このところ食事を写真をのせるかというと、この日の夜というか、夜中に急性胃腸炎で病院に運び込まれたからだ。
何が悪かったのか、と考えると、どうもこの日の昼の、生野菜だったような気がする。
もう油や肉系がダメになり、みな食欲も落ちて、お皿の数も減ったのだけど、この日の野菜サラダはおいしかった。 





午後は、雲崗石窟に全員で行った。
中国には世界遺産が31ヶ所あるということだけれど、今回の旅では、そのうち5ヶ所くらい訪れた。
世界遺産に認定されるのは、かなり条件が厳しいようだけど、行ってみると、やはり、さすがにどこもすごい。見られて良かったという気持ちになる。




ここは、北魏の時代(460年)に開削され、494年には、大部分完成したということだけど、ものすごい数の石窟が掘られている。東西1kmに渡ってのびているということだが、主な洞窟は53。彫刻は高さ17mから小さい物は数センチのものまで5万1千もあるそうだ。

ここで取った写真を何枚か載せる。

足下の安井さんと比べると、いかに掘られた像が大きいかわかる。








そして、夕食は、しゃぶしゃぶ。マトンはやめて、牛肉と野菜。野菜は白菜やキノコや青菜など。それに湯葉や豆腐などもあった。




■中国の旅・・5・101112