紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

雷鳥が減っている

2008-09-24 17:10:08 | 20・日々のできごと
今日の朝日新聞の夕刊に、国の特別天然記念物で絶滅危惧種の「雷鳥」が急速に姿を消し始めているという記事が載っていた。
もともと高山にはいなかった、キツネやテン、シカやサルなどの動物が山に登り、雷鳥の生息域をおびやかしているからだそうだ。
この20年間で、4割に激減したそうである。

実はこの間、私は不用意に雷鳥の写真と、雷鳥がいた場所をブログに書いてしまった。
すぐに、場所はわかるように書かない方がよいよというメールをもらったので、あわてて、場所を特定できないように文章を書き換えた。教えてくださってMさん、どうもありがとう!
山に登っても、雷鳥に出会えることは、めったにないので、会えると、登山者は大喜びし、大騒ぎして写真を撮る。
ほんとうは、この大騒ぎも、雷鳥を驚かせてしまうので、そっと静かに撮るのがいいようである。

下の写真は、4年前に見た雷鳥。
写真のバックに、そのあたりだとはっきりわかる山、建物なども載せない方がいいこともわかった。
生息する季節と場所によって、真っ白だったり、黒っぽかったり、まだらもようだったり、羽の色を変えるのも不思議だし、神秘的な鳥である。