紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

鳥海山登山(2236m)・その2

2010-09-15 17:27:35 | 3・山の日記
11:55 七高山をあとにし、外輪山を少し歩いて行くと、下に向かう道がある。

 


谷に向かっておりてゆく。

 


おりたところに雪渓があるが、ここは千蛇谷の上部にあたる。

 


それから、岩がゴロゴロした所を、新山目ざして登って行く。

 

だんだんと岩が大きくなるので、手もつかって、乗り越えて行く。

 


 


有名な、安産祈願の胎内くぐりなどして、新山山頂を目ざす。

 


12:35 新山山頂(2236)
また先ほどの登山者に写真を撮ってもらう。私たち4人以外誰もいない。

 

すぐにまた七高山に向けて戻る。

1:20 七高山に戻って、休憩。ここで、電波があるので、鳥海荘に電話をして、迎えを4:30にしてもらう。

1:30  七高山を出発し、下山を始める。

帰りは、少し下ったところから、康新道を行く。

雨が降っているが、この道は、左側が急な崖、右側がなだらかな草原で、すごく景色がよい。

 


 後ろからくる娘。

 

足がくたびれているので、迎えの時間が気になるが、急げない。
下手に急いで、去年のように膝にダメージを受けると困るので、ゆっくりと膝に負担のないように下るしかない。


3:50 御田

 

4:20 下から、年輩の男性が登って来るのに出会う。
こんな時間にどこに行くのだろうと思っていたら、なんと、私達のことを心配して登って来てくれたのだった。

初めは、送迎の車を運転してくれる人だと思って話していた。
が、どうも違うようだというのに、途中で気づく。
もしやと思って、鳥海荘に戻って聞いてみたら、鳥海荘の社長であった。
私達がライトを持っているかわからなかったので、日が暮れたら歩けなくなるだろうと考えて、登って来てくれたのだった。
しかも、何回も私の携帯に鳥海荘から電話をかけてくれたのだけど、雨で携帯をリュックの中にしまっていて、出していると時間がかかるので、電話に出なかったので、迎えにきてくれたのだった。(右が社長さん。長靴をはいている。秋田では長靴なのね)

 


4:40 くたびれ果てて、祓川駐車場に到着。社長さんが写してくれる。

 


宿に帰り、温泉に入ったあとカンパイ! おいしい生ビールだった。

 



この日の反省点はいくつかある。
新山まで登るなら、朝は、5:00には鳥海荘を出発するべきであった。
そして、計画表を鳥海荘においていかなかったために、余計な心配をかけてしまった。
こういう天気のよくなさそうな日は、計画をちゃんと伝えておかないとダメだと思った。

◆ 鳥海山登山(2236m)・その1