紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

万年筆

2013-02-25 07:25:31 | 18・家族のことなど
今週末も、夫の実家に泊まりがけで、本やらなにやらの整理に出かけた。
この写真は土曜日に撮ったので、昨日はここがもっとたくさんの本で埋まった。




本はほとんど片付いて、これから、本をどのようにするか決めなくてはならない。
義父にとっての孫たちがみな見て、ほしい本を持って行ってからになるので、しばらく時間があく。

夕食。泊まりにきた義姉も一緒に。




昨日は、娘や、私、夫に義父の使っていた万年筆をもらってきた。

モンブランや、ドイツの知らないメーカー、セーラー、各種、義父の机の中には、30本近くの万年筆があった。

そのうち、もらってきた4本。




最初はなぜ、こんなにたくさん万年筆ばかり買ったのだろうと思ったけど、使ってみて理由がわかった。

手紙やはがき、毎日、なにか書きものをしていた義父は、書きやすい万年筆を探し続けたのだ。

最後に使っていたという、左の万年筆。これは夫が形見としてもらってきた。
永久に、こわれた時には、無料で修理をしてくれるというカードがついている。
これは、すごく書きやすい。インクが出過ぎることもなく、出ずらいということもなく、すらすらとちょうどいい太さの字が書ける。

他のもずいぶんいい感じはしたのだけど、それを使ったあとでは、ちょっと落ちる気がするのは、しかたないのだろう。

昨日帰ってきたら、たかちゃんの実家でとれた、はっさくが家に置いてあった。
せっかく届けにきてくれたのに、留守していて申し訳なかった。
今年は多摩川の向こうまで、もぎに行く時間もなかったのに、こうしてもいで届けてくれるのは、ありがたいことである。
大事に、せっせと食べます。ありがとう♪