紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

花子とアン

2014-07-09 17:15:53 | 13・本・映画・演劇・音楽など
毎日、朝ドラを見るのを楽しみにしている。
ドラマの脚本もすごくうまいなあと思う。

私が中学生になりたての頃、最初に読んだ小説が「赤毛のアン」だった。
それまでは、冒険小説、探偵小説ばかり読んでいた。

友だちに借りて読んだのは、新潮文庫だ。
文庫本というのを読んだのは、その時が初めてだった。
字も小さいし、フリガナもふっていない。
中学生にはけっこうわからない漢字もあったが、勘をはたらかせて、読み進めた。




それ以来、何度も「赤毛のアン」を読んだ。
あの時、あの歳で「赤毛のアン」に出会えたのは幸運だったなあと、今朝ドラを見ながら思っている。
もうちょっと後だったら、あそこまで感情移入できなかった気がする。

今家にある「赤毛のアン」




出版社から頂いた本ですが、村岡花子さんの訳ではない。