紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

旅の話し

2006-10-17 07:31:51 | 8・山と旅の思い出
個人旅行だと、まず最初に心細い思いをするのは、空港。
今でもいろいろな旅で思い出す最初のシーンは、空港でうろうろしている姿である。
空港から、第一泊目の宿まで、どうやっていったらいいかわからない。
もちろん、タクシーを使えば簡単だけど、旅の基本は経済なので、タクシーには乗らない。
空港バスか、せいぜい、乗り合いタクシー。
そして、最初に英語を話すのもその時なので、まだ度胸ができていない。
おそるおそる、といった感じで、まわりの誰かに聞いて、なんとか宿にたどり着く。

最近では、時間がないので、たいてい地方都市まで飛行機でいって、そこでレンタカーを借りる。
レンタカーは、東京で予約をしている。
だから、初日に困ることはなくなった。
地図を見ながら、なんとかドライブして、宿に着く。といっても、見知らぬ街なのでそう簡単ではないのだけど。でも、道に迷うくらいのことはあったとしても、いつかはたどり着ける。
ボルネオツアーでは、コタキナバル空港まで迎えにきてくれるらしい。こんなに楽をしていいのだろうか。

(写真:我が家の3人とトントン家の3人とアイルランド旅行をした時の空港。もう15年前? 紅蓮撮影。)
こんな風に空港写真が残っているのもめずらしい。写真を撮るより、その時は街(ダウンタウン)までどうやってゆくか考えるので頭がいっぱいだから。

旅の準備

2006-10-16 08:38:12 | 3・山の日記
だんだんとキナバル山に出発する10月22日が近づいてきた。
昨日は娘が家に帰ってきたので、一緒に相談しながら、荷物をそろえた。

キナバル山だけでなく、娘の夏休み(ちょっとおそすぎの・・)を使って、10日間のマレーシア・ボルネオ島旅行。
0℃のキナバル山頂もあれば(一応登れればだけど・・)、コタキナバルの海岸リゾートにも泊まるので、水着だとかシュノーケルなどの用意もいる。夏から冬までの支度って、けっこうたくさんになる。

旅は好きで、よく行くのだけど、代理店に頼んでのツアー旅行というのは、ほとんどしたことがない。
いつも、旅のおとも「地球の歩き方」を見ながら、航空券の手配に始まって、宿から交通(バス、列車、レンタカー)など全部自分で予約する。
今回は、キナバル山に登るのに、ガイドがいないと、登山許可がおりないため、3人の個人ツアーの手配を全て頼んじゃったのだけど、なにもかも懇切丁寧で、すごく楽。
楽だけど、行き方などわからないまま、終わるのかもしれない。多分、終わるのだろう。

ひさしぶりに・・

2006-10-14 14:20:17 | 20・日々のできごと
子どもの頃の友人とランチ♪

ランチをしたこけし屋さんからトントンの家まで、懐かしい西荻の街を歩いた。
高四小学校の前を通りながら、いつだったか「ようこそ先輩」でイッセー尾形氏は、ここで授業をしたなあ・・。
私はとなりの高二小学校の出身だけど、小学校の四年生までプールがなかったので、夏休みは高四小のプールを借りて水泳教室があったなあ・・。

などと思い出しながら歩いているうちに、道に迷った。

調布の飛行場

2006-10-12 07:10:24 | 16.調布のできごと
この写真は、以前行った時に携帯で写したもの。
飛行場の反対側が小高い公園になっていて、そこから飛行機の発着を見るのが楽しい。
味の素スタジアムのすぐ近くの公園。
飛行場からは、外の道をぐるりと回って行かなくてはならないので、けっこう遠い。

今回は、飛行場そのもののイベントである。
今度の日曜日。忙しいので行くのは無理かなあ。行って、一度管制塔に上ってみたいなあ。


な~んだ?

2006-10-10 06:35:43 | 20・日々のできごと
さて、この写真はなんでしょう?
もう何度見ても可笑しくて、笑える。すごい芸当!!




芸をしているのはこの子。



なんで、そんなに笑うのよ~、って顔してるけど・・・
ほんとうに、おかしなワンコだネ。
でも、本人(犬)は思ってるんだよ。おかしいのはボクじゃなくて、飼い主だよって。

飼い主のご紹介。この2枚の写真の撮影者。実はトントン。

「Shiki彩々 」 というBlogを最近始めました。

秋の涸沢

2006-10-09 11:00:46 | 20・日々のできごと
この連休、母の介護があって、私はめずらしく家にいた。
そうじゃなければ、山登りには最高にいい時期。

私も属している近所のくすの木山の会では、今年6人で、テントを背負い、涸沢泊まりで穂高を目指した。
昨日、一昨日のニュースで、白馬、穂高での遭難事故を知らせていたので、どうしたかなあと思っていたところ、昨夜おそく、穂高には登らずに、帰宅した。

先週の南アルプス・北岳で雪が降ったように、この時期、北アルプスはもう冬である。
しかし、写真を見ると、大勢の人が涸沢まで入山している。
やはり、ここはアルピニスト憧れの地。

前夜雨だったのに、朝には雪景色に変わっていたそうだ。



(写真:くすの木山の会が写してきた涸沢のテント村)

北岳登山・二日目

2006-10-07 16:07:04 | 3・山の日記
4:30 起床予定が、気づいたら、5:00

あわてて飛び起きる。
こういうこと一つとってみても、いつもヌマさんやK隊長に頼っていたのだということがわかる。(反省)

5:50 白根お池小屋出発

外は、妖しいほどの朝焼け。こういう時は天気がくずれる前ぶれということだ。太陽も顔を出した。



6:12 二俣

そこから先は、いよいよ急な登りになる。岩についた目印を見失わないようにして登って行く。
もう秋の山という感じ。バットレスに近づいていくと、岩場を登っている人たちの声が聞こえてきた。よく見ると人が動いているのが小さく見える。



道はだんだん急になっていき、木のハシゴを次々に登って行く。全部で17カ所ハシゴがあるということだ。

8:20 八本歯のコル 

稜線に出ると、急に視界が開ける。曇り空ではあったら、そこからは景色がよくて、写真を撮ったり、景色を眺めたするので、なかなか足が進まない。富士山も見えた。山頂にカサのような雲がかかっていた。

ウエハラさんが歩いているはずの間ノ岳の稜線も見えてくる。きっとあの稜線のどこかを歩いているよといいながら、記念撮影。



長いハシゴを登っていく。木のハシゴは、雨でも降ったら滑りそうである。



登ってから下を振り返って、良流娯さんを撮る。



山頂目指して、さらに登って行く。



9:50 北岳山頂 (3192.4m)(写真トップ)

きっかり10分間、山また山の景色を楽しんだ。
今年GWに登った仙丈ヶ岳が、手が届きそうなほど近くに見える。そして、なんと背が低い。あー、やっぱり北岳は日本で二番目に高い山なんだなあと思う。

そうこうしているうちに、西の方の空にあやしい膜のようなものがあらわれた。それは見る見る間に近づいてくる。と思っていると、雪が降り出した。ぱらぱらと音がするので、霰かもしれない。
秋の山の天気は変わりやすい。

10:20 山頂を後にする

肩の小屋目指して、下っていく。



11:00 肩の小屋
  
雪が降っているので、コーヒーを頼んで、小屋の中で昼食をとることにした。



11:45 肩の小屋出発

しばらく稜線沿いに歩いていく。いつ歩いても高山の稜線は好きだなあと思う。
後からM子さん。



前を下る良流娯さん。向こうに見えるのは鳳凰三山。左から地蔵、観音、薬師。去年のGWに登った時は大雨で、北岳の姿は何も見えなかった。



12:05 分岐  あたりは秋らしい気配。



稜線から離れて、二俣目指して下っていく。

1:25 二俣

だんだんと小雨からどしゃぶりに変わる。ぬいだり着たりしていた雨具を着込み、スパッツもつけ、急いで下る。



大樺沢コースもけっこう長い。

3:10 広河原着

ウエハラさんは先に着いていて、シャワーを浴びていた。

4:00 甲府行きバスに乗る

バスには2時間も乗るので、全員座れるように3-4台ほどに増便された。

計画表

北岳登山・一日目(~白根お池小屋)

北岳登山・一日目(~白根お池小屋)

2006-10-06 06:48:18 | 3・山の日記
ホイッスルのウエハラさんが、北岳~間ノ岳に行こうと誘ってくれて、一緒に行きたいと名乗り出たのが、良流娯さん、M子さん、私の3人。いずれも剣岳メンバーである。
当初は4人とも同じコースを行くつもりだった。けれど、もう秋で日が短いことなど考えると、あまり無理したくない。マラソンランナーのウエハラさんは、いつも走るようなスピードで山に登る。
結局、女性3人は別コースで北岳のみ登りに行くことにした。
間ノ岳は、いつか白根三山(北岳~間ノ岳~農鳥岳)を走破するまでとっておこう。
時期は、ぜひ7月の初旬頃にして、キタダケソウが見られる時に行きたい。


9:00 甲府駅 → 11:12 広河原(1530m)

もういやっというほどバスに乗る。しかもくねくね道。
やっと着くと、そこには秋の景色が待っていた。
これから良流娯さんの後ろの山に登って行こうとしている。



11:30 登山口 → 11:50 大樺沢分岐

長いつり橋を渡って進み、分岐で昼食。



その後、肩の小屋まで登るウエハラさんと別れる。(写真トップ)

気持ちのいい、しらびその森を登っていく。けっこう急登。



12:10 → 2:00 白根お池小屋(2230m)

あっけないほど簡単に白根お池小屋に着いてしまった。
小屋は、建てかえられたばかりで新しく、木の香りのするとてもいい山小屋だった。



時間が余ったので、翌日通る予定の大樺沢・二俣までいってみることにした。往復一時間。



この時期、あまり花は咲いてないが、途中、カニコウモリ、夏は白い花が咲いているゴゼンタチバナが赤い実を付けたのを見る。



そして、もどってからカンパーイ!



計画表

北岳登山・二日目

なつかしい出会い

2006-10-04 21:03:07 | 2・仕事の周辺
今日は、我が家の子どもたちが卒業した小学校で開かれた、図書研究会に招かれて出かけた。
講演と話し合いの会。

図書室は、当時とはちがって、ゆったりとくつろいで読むような場所もできていた。(写真トップ)
専任の司書の先生も、各校に配置されているということだった。子どもたちにとっては、ほんとうに幸せなことだ。

研究会の部長であるIさん(旧姓・川名さん)から、突然手紙を頂いた時は驚いた。一気に、30ウン年前の教師時代に思いが飛んだ。
Iさんは、私がたったの2年間教師をしていた練馬区立大泉学園小学校に、私とバトンタッチする形で新卒採用され赴任した。
そして、私の人生、唯一の教え子たちの何人かを、Iさんが受け持ったのだ。

今日久しぶりにIさんとお会いできて、嬉しい話しも聞けた。こういうのも縁だなあと思った。
他にも、しばらくご無沙汰していた調布の小学校の先生たちと出会えたり、いろいろ楽しい話しも聞けて、刺激を受けた一日だった。

<学園小時代の頃のことを書いたBlog>
嬉しい日
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学園小の頃の思い出