意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

30分のアニメに1時間かけて考えた感想

2007-09-24 06:05:51 | アニメ感想(07・08・09年)
スカイガールズ 12話
「さよなら追浜」 。


>腹は立つけれど、負けは負けだから
約束は守る


これはいいロリデコですね。
こういう性格は99,979%の人に
好まれるだろうなあ。

>可憐まわりの話しにエリーゼをからませて
好感度をあげつつ新しい舞台の船とその
クルーを紹介して追浜を懐かしみながら
ソニックダイバー計画のエライひとを出して
風呂に入ったりもした。

うーん、やっぱりこういうのをいっぺんに
処理する手際はすごいなあ
しかもそれぞれがそれほど無理なく繋がっている
のが素晴らしい

ところで、今更だけどナノスキンの耐久時間が
ちょうどアニメ放送1回分ぐらいっていうのは
ちょっと面白いかも。



天元突破グレンラガン
第26話 「いくぜ ダチ公」 。



最後には幸せな記憶を


たんとサブキャラが死んでるのに
みんな元気だ、それが単純にいいかげんな
意味で無いのはすごい

>多元宇宙

うん、ここを越えないとTVの「エヴァ」に
対する解答にならないからな
そしてその答えには満足した。
ガイナはここまでできるようになりましたよ、と

量子論関係はヒロイックエイジとかにでてくる
時間をコントロールする人の話しとか見ると
よりワケが分からなくなれます。

>アニキ

ああ、確かにアニキは「私たち」の
胸の中に生きたいたんだなあ
ここまでほとんど姿を見せなかったのに
(死んでいたから当然だ!
心を鷲づかみにされた。

>ヴィラルさん一家

朝っぱらから泣かせるなよな、もう


「2クール」なんてアニメの「枠」すら
越えようとするこのグレンラガン
もう黙って見るだけしか。



ハヤテのごとく! 第26話
「お届けまで29分でしたので、
規定通りの料金でお支払いお願いします……は、
遠い前世紀の話」 。


なんか面白かった
「ハヤテ」はどこが面白いのか
わかりにくいのだけど

結局、パロディを真摯にやったり
ちょっとディープなネタやったり
するとこっちもコロリとだまされてやろう
という気になるのかも。
にしてもやはりハムはスタッフに愛されているな。



地球へ… 第24話 総括 。


「母性回帰」「進化した人類」「環境問題」
こういうタームが原作の「地球へ・・・」が
あった頃とは同じそれでも
相当に意味するところが変わっていて
そのあたりをどう扱うかがひとつの
ポイントだったわけだ

端的に言うと「荒廃した地球」って設定は
「今を生きる」ぼくらにとってはどれぐらいの
切実さを持つかということで、ジョミィら
ミュウの人達がたくさんの犠牲をはらいながら
目指した地球はただの「ゴールっ」にすぎなかった
といいたい。

それはたぶん原作のころには「宇宙船地球号」は
「自明の理」として大事なものだっただろうからで
リアルな話しではもちろん大事なのだろうけど
私個人はそういう「描写」がなされなければ
その大事さが感じられなくなったぐらい
鈍感になってしまったのだと感じた。

だけど、キャラクターたちのやりとりには
魅力を感じていたし、「次世代」が出てくる
ことには懐かしいロマンを感じたりもした
結局「設定」は古びても「「人間」は古びない
いやむしろ魅力的ですらあるってことを再確認
したのではないかと思う。




さよなら絶望先生 第12話
「なんたる迷惑である事か!」と総括 。


>加害者意識

最後にすごいとこ持ってきたな
でも被害者意識が酷い国をださない
のはちょっと甘い。あ、言うまでもない
から出さなかったのか(笑

W杯とかで外国の選手とかすげえ傲慢太郎な
やつとかいるよねえ、でもそんぐらいの
メンタリティじゃねえと勝てないのかもなあ。



シャフトっつうか新房さんらしさかったわなあ
いい意味でも悪い意味でも。
それはどういうものかっていうと、ともかく
空間と空間の「間」をあれやこれやで埋めよう
ってスタイルなんだと思う。
それはたとえばあの独特なセンスの浪漫耽美世界を
はじめとして、あとは黒板の戯れ言だったり
手抜きスレスレの演出とかだったりするわけだ。

でもまあそういうなんか「にぎやかな世界」で
真に絶望することができるかどうか、というと、ね
原作のシニカルさを感じるということはなかったかも。
そういえば「原作どおり」って話しもあったけなあ
そういう話しを「これはこれで面白い」のを作ることの
上手のシャフトがやったっていうのは皮肉があるなあ
それすらネタなのかもしれないが。




コメント
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