ハヤテのごとく! 第43話
「ポセイドンアドバンス
ジェネレイターガバス」 △
相変わらず話しは無茶苦茶
ただし捻りがあるところがあった。
1つ、ナギの「つくりものっぽいキャラ」
ってのを逆利用した「ツンデレを演じる」
っていう展開。
2つ、昨今の「黒い血液」描写にあてつけた
流血描写、「どうせすぐに治るんだ」なんて
せりふはなかなか。
そしてオチのクラウスが素っ気ない態度で
ハヤテをときめかせるってのはナギの意図を
けっとばしながらちょっと意外なキャラを
利用したオチでなかなかよかったのでは。
クラウスがハヤテを救出したシーンが描かれた
ほうがもっと良かっただろうけど。
みなみけ~おかわり~
4杯目「片付けちゃっていいですか?」
町内の人、かわいそすぎ。
ネオ・ヴェネチアの住民の穏やかな笑顔と
比べると愕然となりますなあ。
前期の「みなみけ」ってキャラクタ同士の
びみょうなすれ違いやカン違いから話しが
どんどん転がっていくようなそういう妙に
レアな楽しさがあったのだけど、今回の話し
なんかは取り分けそういうのが喪失したのを
感じた、春香姉様のほとんど一方的な
掃除への強制参加命令や、新キャラの
唯々諾々と人のいうことを受け入れる態度に
そういうのは表れているのではないだろうか。
BAMBOO BLADE 第17話 「光と陰」 ○
あいかわらずこの話、惰性に流されるのを
避けるのが上手い。
東城のミーハー三人娘のあまりにもしょうもない
妨害工作をダシにしてタマちゃんにダメージを
与えてみたり、一発ネタっぽかったセガサターンを
また出してみたり、センスがよろしい。
タマちゃんと東っていう強キャラを、話しを
盛り上げるためにわざとハンディをつけさせる
べくあれやこれやとやるのはジャンプ的
パワーゲームとは逆の思考でけっこう面白い
安易に「リミット」に頼るのとは違いがある。
で、こんだけやっているからオチの「圧倒的に
強い相手が大きく見える」なんて使い古された
演出が手に汗握って見られるものになるのかと
思った。
こっからは蛇足だけど、タマちゃんが
蹲踞(そんきょ)しているとこは心が萌した。
スポーツものはキャラクタに普通の文脈では
あまり見られないポーズを使えるのがメリット
であるなあと感じた。
あとタマちゃんとか東とかの発気
声優さんの見せ場がこんだけハッキリ
する演出って珍しいかも。
ARIA The ORIGINATION 第04話
「その 明日を目指すものたちは…」 ○
こんだけ強力な作画だったらもうキャラクタが
どんだけ恥ずかしい台詞を言っても諸手を
あげて賛同してしまいそうだ。
わけても空・海。時間経過とともに刻々と
その姿を変え、しかもその麗しさは環境映像も
かくや。
ただ、悠々としている映像の裏で制作はたぶん
地獄をみていると思われる、ちょうど
アリシアさんがのほほんとしているようで
月に1日しかフル休暇がないように。
シゴフミ 第4話「ナミダ」 △
このシゴフミの世界って「空」が
随分多くの役割を担っている。
「雲」もないような空だから「光」は
容赦なく照りつけ、光と闇のコントラストの
はっきりした世界になっているし
ぜんたいに虚ろな印象を与えている。
そのうえ今回は火をつけるのにも使い
少女の代わりに涙(雨)を流し
そして最後に「雲」を流すことによって
少女の「時間」が動き出したことを
表してたわけで、ホントおつかれさまです。
逆に言えば「風景」にイメージを託すことによって
百合的展開とか死者からのメッセージとかの
ような「あざとい」とこを処理しているの
かもしれない、そういうのは確かに狡猾
といえばそうかもしれないけれども
限られた予算と人員と時間の中で制作され
ていると慮れば容認できる手法といえなくも
ないのでは。
「ポセイドンアドバンス
ジェネレイターガバス」 △
相変わらず話しは無茶苦茶
ただし捻りがあるところがあった。
1つ、ナギの「つくりものっぽいキャラ」
ってのを逆利用した「ツンデレを演じる」
っていう展開。
2つ、昨今の「黒い血液」描写にあてつけた
流血描写、「どうせすぐに治るんだ」なんて
せりふはなかなか。
そしてオチのクラウスが素っ気ない態度で
ハヤテをときめかせるってのはナギの意図を
けっとばしながらちょっと意外なキャラを
利用したオチでなかなかよかったのでは。
クラウスがハヤテを救出したシーンが描かれた
ほうがもっと良かっただろうけど。
みなみけ~おかわり~
4杯目「片付けちゃっていいですか?」
町内の人、かわいそすぎ。
ネオ・ヴェネチアの住民の穏やかな笑顔と
比べると愕然となりますなあ。
前期の「みなみけ」ってキャラクタ同士の
びみょうなすれ違いやカン違いから話しが
どんどん転がっていくようなそういう妙に
レアな楽しさがあったのだけど、今回の話し
なんかは取り分けそういうのが喪失したのを
感じた、春香姉様のほとんど一方的な
掃除への強制参加命令や、新キャラの
唯々諾々と人のいうことを受け入れる態度に
そういうのは表れているのではないだろうか。
BAMBOO BLADE 第17話 「光と陰」 ○
あいかわらずこの話、惰性に流されるのを
避けるのが上手い。
東城のミーハー三人娘のあまりにもしょうもない
妨害工作をダシにしてタマちゃんにダメージを
与えてみたり、一発ネタっぽかったセガサターンを
また出してみたり、センスがよろしい。
タマちゃんと東っていう強キャラを、話しを
盛り上げるためにわざとハンディをつけさせる
べくあれやこれやとやるのはジャンプ的
パワーゲームとは逆の思考でけっこう面白い
安易に「リミット」に頼るのとは違いがある。
で、こんだけやっているからオチの「圧倒的に
強い相手が大きく見える」なんて使い古された
演出が手に汗握って見られるものになるのかと
思った。
こっからは蛇足だけど、タマちゃんが
蹲踞(そんきょ)しているとこは心が萌した。
スポーツものはキャラクタに普通の文脈では
あまり見られないポーズを使えるのがメリット
であるなあと感じた。
あとタマちゃんとか東とかの発気
声優さんの見せ場がこんだけハッキリ
する演出って珍しいかも。
ARIA The ORIGINATION 第04話
「その 明日を目指すものたちは…」 ○
こんだけ強力な作画だったらもうキャラクタが
どんだけ恥ずかしい台詞を言っても諸手を
あげて賛同してしまいそうだ。
わけても空・海。時間経過とともに刻々と
その姿を変え、しかもその麗しさは環境映像も
かくや。
ただ、悠々としている映像の裏で制作はたぶん
地獄をみていると思われる、ちょうど
アリシアさんがのほほんとしているようで
月に1日しかフル休暇がないように。
シゴフミ 第4話「ナミダ」 △
このシゴフミの世界って「空」が
随分多くの役割を担っている。
「雲」もないような空だから「光」は
容赦なく照りつけ、光と闇のコントラストの
はっきりした世界になっているし
ぜんたいに虚ろな印象を与えている。
そのうえ今回は火をつけるのにも使い
少女の代わりに涙(雨)を流し
そして最後に「雲」を流すことによって
少女の「時間」が動き出したことを
表してたわけで、ホントおつかれさまです。
逆に言えば「風景」にイメージを託すことによって
百合的展開とか死者からのメッセージとかの
ような「あざとい」とこを処理しているの
かもしれない、そういうのは確かに狡猾
といえばそうかもしれないけれども
限られた予算と人員と時間の中で制作され
ていると慮れば容認できる手法といえなくも
ないのでは。