怪物事変 第9話 家族 △++
「かあちゃん」を巡るひでえ事件を越えて父違いの妹と
はやくくっつくのがうまいやり方で、異議を申し立てにくい
しかしまあこのおはなし「家族」になるまでが異様に早くて上手いのよね
「事変」をとおして生存がスレスレになるのがそれに寄与しているのだろうね
ふつう「少年誌(微妙だが)」では「家族」は「ウザい」のよね
それを「主題」にするのにあたってこういうハナシになるということか
そうしてマセたなりたての妹に右往左往するシキを見てるのも面白い
そこにコンちゃんの嫉妬イベントもってくるのもよいね
このおはなしは「けもの」を通して女性の情愛も露骨にだしてくる。
Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season
第48話 血と臓物まで愛して △++
「死なないオンナ」をめぐる戦闘とこわーいハナシだ
ま、これ以上は分かり易くできない「怪異」だわな
ここではスバルっちゅう「死に戻り」っちゅう近しい存在がいて
「死ぬほど嫌なことを繰り返す」ものと
「嫌なことかどうかすら分からなくなった」ものが対立してる
いつも思うのだけどすぐ再生する系の「不死者」って
体とか脳が「成長」できるんかいなっておもうわけで
人間の成長が相対的にはやく感じるのは「すぐ死ぬ」からで
そういう意味ではスバルきゅんは「消滅しないけど成長する」
ちゅうとびきりの呪いがかかっているわけだね
そしていつも完成された怪物と闘っているという図式だ
ラムもロズワールから本を取り上げるのに成功して
400年だかのくびきから解放したかたち、一途にもほどがあんだろ
ってかんじでこれもまあ「長命者」との闘いだったかと。
ゆるキャン△ SEASON2
第10話 伊豆キャン! はじまり △++
しまりんは手堅い旅行番組のたのしみで
それに加えて「旅行先のトラブル」が
なまなましくある美味しいことどりよな
みんなちゃんと下調べとかしてるんだよね、それでもある
そういう「自然」にかかわることや「新規」にかかわることが
いつもこの作品の風通しをよくしているわなあ。
あとこの作品のキャンプ慣れした先輩方が「邪魔」に
ならずにむしろ偉大な存在として助けてくれるのが
なんかこうしみるのよね、「立派な大人」に趣味を通して
ふれられるのはそれだけで御利益があるというものだ。
ひぐらしのなく頃に業 第23話 郷壊し編 其の六 △+
「カケラ集め」っちゅうスピンオフ大肯定の展開で
今まで視点があたってなかった沙都子に出番ですわな
「全部の視点を確認する」っちゅうのは当作品の愛好者と
ほぼ同じ視点を手にれるっちゅうことで
まあ一歩「こっち側」に来るということだ
そうやってアタマを徹底的に鍛えて理不尽な「暴力」に
立ち向かうことが当作品の(あるいは子理屈系)のモチベーションですわな
ここでは徹平っちゅう「暴力」を代表するキャラが繰り返し
「死ぬほど」わからされてようやく人格の修正のきざしがつくのが
おもしろかったかとおもう、まあ逆に一般的な「DQN」の
ひとらっちゅうのはこれぐらいしないと反省しないというふうに
私も思うわけで、まあなんだかんだ極まっているのはたしかだ。
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